普段は優しくて素敵だけど、飲むと酒癖の悪い彼氏…男…。どうしたらいいのか?と困っている貴女へ。
今回は、酒癖が悪い彼氏(男)を改善するための方法、対処方法と「別れる別れないの判断基準」について解説します。
私自身、そして私の父も酒癖が悪かったのを改善・対策して楽しい家庭生活を満喫してますので信ぴょう性のある内容だと自負しております。
酒癖の悪い彼氏・男の改善方法・対策。
家飲みさせない。
アルコール依存症の方の多くは、家飲み習慣があると言われています。
家ならば、いつでも好きなだけ自分の意思で飲むことができますので、飲む飲まないのメリハリをつけにくいです。
酒を飲むのは外だけ。とすれば、家では飲まないというのを癖づけることができます。
酒癖の「ひどさ」を自覚させる。
私自身もそうでしたが、酒癖の悪さを本人がそこまで自覚していない場合があります。
「酒癖が悪い男というのは、テーブルをひっくり返したり、暴力をふるったりする男のことだよね。自分はそのようなことは一切ないから酒癖は悪くない。」
と思っていました。しかし、妻・子供たちからするとそうではありませんでした。
- 何度も同じことをいうのがうざい
- 声が大きくなり、態度が悪くなるのが怖い
そういった具体的な形には表れない酒癖の悪さがあったのです。それを妻・子供から指摘された時、正に青天の霹靂でした。
「えっ!?俺って酒癖悪かったの?」
本気でそう思ったことを今でも思い出します。酒癖が悪いのだと自覚してからは、酒を控えるように努めるようになりました。
もしかしたら酒を飲んでテーブルをひっくり返したり、暴力をふるったりする男も思っているかもしれません…。
俺の酒癖はそこまで悪くはない。もっと悪い男はたくさんいるのだから。
と。
酒癖が悪いだけで普段温厚な男性であれば、本人に直接、しっかりと伝えるも一つの手。本人に酒癖の悪さ、ひどさを訴えて、彼になんとかしなきゃと思わせるようにしましょう。
必要に応じて涙なども協力な武器になります。
家に帰った後、記憶がなくなった後がひどいのだと自覚させる。
仕事柄、接待・付き合いなどで、酒の席への参加は致し方のないこともあるでしょう。私もそうですが、酒癖が悪いと言っても、上司の前、接待の場では、ある程度キチンと振る舞えちゃうという人が多いです。
そういう人の場合、酒の席で救いようのない失敗したことがないため、自分は大丈夫、酒癖は悪くないと勘違いしていることがあります。
接待・付き合いを緊張感でもって何とか乗り切るまではいいのですが…その後は…?
貴女は迷惑をかけられているのでは?
彼には、貴女が迷惑していることを伝えなければ自らの酒癖の悪さを自覚しないかもしれません。
お酒を置いておかない
私自身、お酒を箱買いする習慣がありました。箱買いしている時は、毎日お酒を飲むのは当然でした。体調次第で、ビール1本500mlで終わらすこともあれば、2本、3本、4本と飲んで家族に迷惑をかけることも…。
お酒って、あればとりあえず、晩酌として飲んでしまいます。逆になければ飲みません。
だから、好きなお酒を箱買いしておくのを辞めるというのも良い手です。
いきなりは不安だという場合、好きじゃないお酒をとりあえずストックしておくというのも一つの手。私の場合は、ビールしか好んで飲みませんので、焼酎をストックしてあります。
缶ビールをプシュッと開けて飲むという一連の行動が習慣づいていたので、焼酎が家にあってもそれに手が伸びることがほとんどありません。そして、お酒をストックしていないことへの不安感対策にもなりました。
途中から水・ウーロン茶などに切り替えるようにさせる。挟むようにさせる。
そういう風にしている人からすると当たり前ですが、していない人からすると新たなことへの挑戦でもあるのが、「途中から水・ウーロン茶などに切り替える」という方法。
途中から水・ウーロン茶などに切り替えると、
- 周りがしらけるのではないか?
- 周りがえぇ~っというのではないか?
私がそうだったのですが、そのような些細なことを気にしてしまうのです。
ですが、そんな人はたくさんいますし、「途中から水・ウーロン茶などに切り替えた」からと言って救いようがないほどに嫌われてしまうことはありません。むしろ、
- その場の人に酒癖の悪さを露呈する
- 帰宅後、恋人(貴女)に酒癖の悪さを露呈して嫌われる
リスクの方が高く、恐れるべきことです。
彼には、「途中から水・ウーロン茶などに切り替えるメリット」と「切り替えないリスク」を納得するようにしらふの時に説明しておくとよいです。
お酒をコッソリ薄める。
彼氏が家飲みしている時、お酒を彼にバレないように薄めるのも一つの手。彼が泥酔するのを抑制するのに有効です。
お酒以外の趣味・ストレス解消方法を一緒に考えてみよう。
お酒が趣味だから…楽しみだから…と言われると貴女は何もできないかもしれません。しかし、
- お酒を飲めないけど人生を楽しんでいる人はたくさんいます。
- お酒以外の趣味を見出してお酒と疎遠になりつつも充実した日々を送っている人はたくさんいます。
その事実をまず認識しましょう。しらふの時は優しい彼氏ならば、一緒にお酒以外の楽しみを考えるのも一つの手。私の場合は、妻・子供が嫌がるのは勿論ですが、
- お酒を飲むと胸やけがひどくなってしまうこと
- ダイエット(身体を鍛える・おしゃれを楽しむこと)に目覚めた
が原因でお酒とは疎遠になりました。
2.は、お酒を飲んじゃうと後は寝るだけになっちゃいますから…身体を鍛えようと思えばお酒は飲めないのです。
身体を鍛えてオシャレを楽しみたい、カッコよくなりたい、たくましくなりたい、強くなりたい…こういう願望は男性なら誰しも少しは持っているもの。
この願望を上手に利用することでお酒を遠ざけることができます。
私自身、帰宅してから、寝るまでは、トレーニング・読書・テレビ…これらを繰り返しています。お酒を飲む暇などありませんし、充実しています。参考までに。
お酒を飲まなきゃやってられない原因を探ってみよう。
お酒を飲まなきゃやってられない…という方もいるかもしれません。だけど、それって現実逃避です。
「お酒を飲み過ぎてしまうこと、酒癖の悪さ」を改善するために、辛すぎる現実を改善することから始めなければならない場合もあります。
20~30代の男性に限定するならば、それは仕事に関する悩みであることが多いです。
異動願いを出す、退職して転職するなどで改善する可能性があります。勿論、簡単に行動に移せない事情・理由はそれぞれにあるでしょう。
しかし、酒癖の悪さが貴女と彼の未来を考えた場合に、改善すべき最重要事項であるならば、異動・転職と同レベルで考える価値があるのかもしれません。
お酒を飲まなくても割と何とかなることを理解・体感してもらおう。
私自身もそうでしたが、お酒を飲む人は、お酒を飲まないとその場を楽しめないという恐怖を感じてしまっていることがあります。
ですが、実際はお酒を飲めなくてもそれなりに楽しめるものです。このことに気が付けるか気が付けないかでは雲泥の差があります。
これはただ当たり前のことをそれっぽく言っているのではなく、私自身の実体験からのものです。
私は、車社会の田舎に移り住んでからは、自らの運転する車しか帰宅手段のない飲み会というのに行かなければならないことがあります。
そういう時は当然お酒が飲めないわけですが…最初は、泣く泣くお酒を我慢していたわけですが…もう慣れた…といいますか、お酒が無くてもそれなりに楽しいものだと気が付くことができました。
- ノンアルコールビールを飲んでいれば、飲んでいるような気分になれます。
- 酔っぱらって面白いこと言っている、暴露しちゃってる人を楽しむ余裕が出来ます。
お酒を飲めなきゃ飲み会は楽しめないという思い込みを解消することができれば、お酒を自らの意思で断つ・控えることができるようになります。
別れる別れないの判断基準
酒癖の悪さは、彼氏彼女の関係を継続させるか?別れるか?にも関わってきますよね。続いてはその判断基準について解説します。
彼の家族(お父さん・お母さん・兄弟など)の酒癖はどうか?
彼の家族(お父さん・お母さん・兄弟など)の酒癖はどうかをチェック、それとなく聞き出してみるのは重要です。
もし、彼のお父さんも酒癖が悪かったら…現在進行形でその酒癖の悪さに家族が苦しめられているとしたら…
- 彼がお父さんの姿をありふれた日常と捉えてしまうならば…酒癖を改善しようという風にはならないかもしれません。
- 彼がお父さんに苦しめられて反面教師としてとらえているとしたら、改善の可能性はあるかもしれません。
家族の酒癖と、彼自身がそれをどう捉えているかを見極めるとよいでしょう。
私の場合はですが、私の父は、私が8歳くらいの頃までは酒癖が悪かったです。母がいなくて、父と私だけだった時に、酒に酔った父に殴られたこともありました。
ただ、本人が、どこかのタイミングで改善しなきゃと思ったのでしょう。酒癖は改善されました。晩酌はしてましたが、ビール1本と決めて、悪酔いしないように気を付けていました。
そんな父の姿があったので、私自身、家族から酒癖を指摘された時、父の後を追いかけるようにスムーズに酒癖の改善に取り組むことができました。
親・家族の影響って大きいです。ここは無視できないポイントです。
本人の変わろうという意思。
- 本人に酒癖の悪いことを改善する気持ちがあるのか?
- 酒癖の悪いことを改善させようと思わせることができるのか?
- 本気で改善させようという気持ちに彼はなるのか?
変わろう、変えようという気持ちがあれば、変わることができると、かつて酒癖が悪かった私は思います。
普段優しくて素敵ならば…それが彼氏の真の姿です。
普段優しい彼氏ならば、自らの酒癖がシャレにならないレベルに悪くて、周りが迷惑していると気が付けば、きっと改善しようと考えてくれます。
アルコール依存症の場合は、私自身経験がないので専門外となりますが、一般的な酒癖の悪い男性ならば、自らの意思でそれを改善することができます。
酒癖の悪い彼氏を改善して、長く続く幸せと安心を手に入れましょう。
※アルコールに依存しているレベルの場合、医師に相談することが望ましいです。
自分自身の苦しみを軽減し心穏やかに保つには
- 今の彼氏の酒癖が本当に改善されるのか?
- もし改善できなかったらどうしたらいいのだろうか?
そんな不安はありますよね。彼の酒癖が改善されるかどうかは結局は彼氏次第。
いつ改善されるか?本当に改善されるか?を貴女がコントロールすることはできません。
コントロール出来ないものに熱を入れて期待するからストレスが溜まります。イライラします。不安になります。
自分自身の人生を絶対に成功させるということを考えるなら、保険をかけておくのが一番賢い手。
つまり、別の恋人となり得るかもしれない存在を作っておくというのが良い手です。
だからと言って二股を進めているわけではありません。修羅場になっちゃったら大変ですから。
「婚活・恋活アプリでたくさんの彼女募集中の男性のプロフィールを眺める。」
というのも一つの手。微妙なラインですが、ギリギリ浮気にはならないのでは?(人によってはアウトかもですが…)。基本スマホいじくっているだけなので面倒くさくもありません。
ただし、酒癖の悪い彼氏にばれないようにだけは気を付けてください。もし、バレたとしても、
- 「本気で浮気するつもりはなかった。」と伝える。
- 「貴方の酒癖が悪くて苦しいから苦しさを紛らわすために見ていただけ。誰かと会うつもりなどはない。」と伝える。
- こんなサイトがあって、こういう風に書いてあったら…と彼氏にこの記事を見てもらう。
などすればいいかなと。論理的で整合性が取れています。正々堂々と彼を論破できます。
彼自身も、甘えている部分があるはずです。貴女のクレバーでドライな一面を見れば、改善しなきゃと本気で思うかもしれません。
いずれにせよ、どう転んでも大丈夫なメンタルを作るのに婚活アプリを利用するのは悪くないと思います。
酒癖の悪い彼氏・男に関するQ&A
酒癖は治らないという人が凄く多いのですが、本当に治らないものなのでしょうか?
根絶という意味では難しいのかもしれません。私自身かつて酒癖の悪さを妻・子供に指摘されたことがある人間ですが、
- 現在、家でお酒を飲むことは3か月に1回あるかないかです。
- 外で飲む際、途中からウーロン茶に切り替えることができるようになりました。
これで、妻・子供に迷惑をかけるということはほぼ無くなっていると言えます。妻にも確認しましたが、「アナタの酒癖は改善されたと言ってよい」と言ってもらえました。
本文中にも書きましたが、酒を飲み過ぎると胸やけするのと、身体を鍛えるのに目覚めたことで、お酒を飲む習慣自体を失くすことができました。
私が特段意思が強い…というわけではないと思います。
何かしらのきっかけ・理由があれば、酒癖を改善するということはできると私は思うのですが…。
私だって断酒しているというほどではないわけですし…。
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