デート(初デート)で割り勘…。奢ってもらう気がないとしても、彼の心の中が気になっちゃいますよね。
今回は、デート(初デート)で割り勘する男と奢る男の心理について、あり得るケースをくまなく紹介します。
一読し、貴女の意中の男性がどれに当てはまるか考え、彼の心理を暴いちゃいましょう。
デート(初デート)での割り勘に関する色々な男性心理を見る前に…
色々な割り勘に関する男性心理を見る前に知っておいてほしいことがあります。
割り勘するイコール脈無しではない
ということ。
割り勘には、各々の捉え方、ポリシーみたいなものがあります。
レディーファーストが基本でしょ!だから奢ってもらって当たり前と考える女性がいれば、一方で、
女性を一人前の社会人として対応に扱わなければ失礼であると考えて、敢えて割り勘にすることを美徳としている男性もいます。
割り勘かおごりかだけで、男性を判断するのは得策ではないということ。割り勘という行為の裏にある彼の心理を知ること、察すること…恋愛における判断に用いるならば、それが大事です。
そのあたりの事情を理解した上で、様々なパターンを見ていきましょう。
デート(初デート)での割り勘・奢りに関する様々な男性心理
割り勘にする男性の心理
女性を一人前の社会人として扱うべきだと考えている場合
女性を一人前の社会人として扱うべきだと考えている人の場合、奢る方がむしろ失礼だと考えていたりします。
このように考えて、行動に移している人は少数派と言わざるを得ませんが、実在します。
一般的には、このようなタイプの男性は気を使いすぎで面倒くさい感じかもしれませんけどね…。奢ってもらって嫌な気になる女性はそんなにはいないですよね…。
このような男性には、個人的には、「今日は僕に奢らせてもらってもいいかな?」、「今日は僕がカッコつけさせてもらってもいいかな?」などと言うようにすれば、スマートに奢ることができますよ。
とアドバイスするところですが…(笑)
貴女に真剣に向き合っていない(脈なし、もしくは薄い)
女性に心底惚れていたら奢るけど、そうではないなら奢らない、お金がもったいないと考える…この流れはあり得ます。
ですが、ここまで露骨に奢るか割り勘かを状況に応じて切り替えるケースはそんなには無いでしょう。
そもそも、デートしている、デート出来ている地点で、脈なしではないのです。
カッコよくスマートに振る舞えない
シチュエーションの影響で結果的に割り勘になっちゃっているケース。
もしかしたら貴女は、会計時に、申し訳なさそうな素振りを見せたり、財布を出すそぶりをしているかもしれません。あるいは、「いくら?」と聞いちゃってるかもしれません。
会計時に、「出すよ」、「いいよいいよ」の押し問答はよく見る光景。
ここで、かたくなに奢ると言いきれず、女性の言葉に応じてしまって、奢る気があるのに結果割り勘になってしまっているということもあります。
こうなるには大きくわけて2つのパターンがあります。
- 奢らなきゃと思ってはいるけど、出すと言われてついラッキーって思って従ってしまうパターン
- 奢りたいのに、貴女に食い下がることができず、貴女に合わせてしまっているパターン
ただただケチ。空気読めない。特に何も考えていない。
割り勘か奢りかが、貴女へ対する気持ちとは完全に無関係なケース。
- ただただケチ。|奢るということの意味自体を理解できておらず自分が食べた分だけ出すのは基本…それ以上のことを考えれない人
- 空気読めない。|男女の駆け引きとか雰囲気とかニュアンスとかそういうのが全くわからない人
- 特に何も考えていない。|意中の相手に好かれるために相手の気持ちを考えて先回りすべきなのにそういったことが一切できない人
悪気がない場合も。そういう人と割り切るのも一つ手かも。外国人相手だと文化の違いと…
但し、このケースだと、相手の無神経さ、空気の読めなさ具合を貴女は知ることができちゃったとなります。
そういう彼と今後どうしていくか…を考える材料にするには良い材料を得たと考えても良いかもしれません。
お金がない
単純にお金がないから奢ることができず、結果、割り勘というケース。
奢るという概念がない
奢るという概念がなく、使った分だけ均等に割ることに疑問を感じることなく当たり前に行っているというケース。
奢る男性の心理
そういうものだと思っている。
割り勘か奢るかに関しては、育ってきた環境・付き合ってきた人・仕事環境の影響をうけます。例えば、
お笑い芸人は、レストランで偶然居合わせた後輩芸人が挨拶に来たら、その後輩芸人の分まで支払いをするというのが基本線であるとテレビで見たことがあります。
私自身、会社員時代、上司に飲みに誘われたら奢ってもらうのが基本線・そういう空気感を共有してました。勿論、申し訳なさそうにしてましたし、感謝の気持ちは伝えていました。また、奢りたくなさそうな別の上司に対しては、割り勘の提案を自らして、割り勘してました。
奢り、奢られてという環境を周囲から与えられて経験している人は、奢りの文化を持っています。
そういう人の場合、「後輩には奢るもの」、「部下には奢るもの」…この流れで「女性には奢るもの」と奢ること自体が基本線になっています。
この場合、貴女への思いの強弱と、奢るという行為は無関係に近いです。
ちなみに私自身、独身時代は、デートで割り勘したことは一度もありません。相手が誰であってもです(笑)。
そういうものだと思っていましたし、そんな自分がカッコいいと自分に酔っている部分もありました。私自身、女性への思いと奢るという行為は無関係だったのです。
貴女のことを本気で思っているからよく思われたい。
本気で貴女のことを好きだから、貴女に喜んでもらいたくて奢る、貴女に良く思われたいから奢るというのは理解しやすいでしょう。
ただし、デートしている地点で貴女に興味があると線引きすることができますので、デートの奢るか割り勘かだけで、彼の気持ちを推し測るのはやや横柄であると言えます。
カッコつけて気持ちよくなりたい。
男性は見栄っ張りな生き物。そして、奢ることで、気持ちよくなる生き物でもあります。
奢って感謝されれば、気分が良くなるのだから…その気分を味わいたくて奢る、だから奢るのが基本線であるという人もいるのです。
この場合、貴女への思いの強さとか脈あり脈無しなどはほとんど無関係です。
奢って惚れさせて…ヤリモク、あるいは何か詐欺的なモノへの罠。
奢ってもらって、気分が悪くなる女性はいませんよね。
惚れたら負けともいいます。悪いことをするために、その前段階として相手を意図的に惚れさせるという男性も存在します。
そういう男性は、上手に女性を扱います。スマートに奢って貴女を気分良くさせてくれることでしょう。
デートで割り勘する男性は、女性から疑問符を付けられることが多いです。ゆえに不器用という風にも言えます。
不器用では、悪いこと目的で女性を落とすことなど難しいですから、割り勘対応の男性の方が悪い男性である確率は低いと言えます。
奢る人・奢らない人…リスク面において。
金銭感覚が壊れている、普通じゃない可能性は、割り勘の人よりも奢る人の方が高いです。割り勘にするということは、自らの金銭事情を把握した上で、割り勘のデメリットを理解した上で敢えて「割り勘」にしているわけですから。
※空気読めない、特に何も考えていない人は除く。
付き合うには魅力的だけど、結婚相手としては良くない…という人がいますが…割り勘・奢りもそのような傾向に当てはめることができます。
- 付き合っている時は、奢って奢って豪快で素敵に見えた男性も…結婚したら、無駄使いが過ぎる手に負えない浪費家と貴女の捉え方が変化します。
- 付き合っている時ケチで女々しいところが嫌いだったとしても…結婚したら、堅実なよき旦那だと貴女の捉え方が変化します。
奢ってくれる場合であっても、必ずしも、貴女に脈があるというわけではありません。また、逆に、割り勘であっても、貴女との交際を真剣に考えている場合もあります。
判断を見誤ることの無いようにしましょう。割り勘か奢りかは判断材料の一つに過ぎないことをくれぐれも忘れないように!
割り勘が広く受け入れられるようになってきたのは、ここ数年の話。例えば、バブル期くらいまでは、男性が奢るのは当たり前…といった風潮がありました。
しかし、この風潮には良い面も悪い面もあると私は思います。
奢るということは、相手よりも優位に立つというニュアンスを含みます。奢ってやっているんだという感覚。
だから、奢る男性には、女性をコントロールできる立場にあるという考えが根底にある人がいますし、実際、昔はそういう人が今よりも多かったです。
今よりも女性の社会進出が珍しかった時代であるという背景も影響しているかとは思いますが。
奢ってくれるから大事に思ってくれているとは限らないことは忘れないでください。そして…割り勘する素敵な人、立派な人を見逃さないように!
デート(初デート)での割り勘に関するQ&A
学生ならデートの割り勘は問題ありませんか?
高校生までなら、デートで割り勘でも微笑ましいと言えるでしょう。
お互い、働いていない親に養ってもらっている身分であることは理解している関係なわけですから。
奢ってもらうことを基本線としているオマセな女子もいないとは限りませんので、手放しで割り勘大丈夫とは言い切れませんが。
とはいえ、堂々と割り勘を提案してよいと私は思います。中学生同士、高校生同士の付き合いで割り勘に不満を抱くような女子は可愛げないと思いますけどね。
大学生になると事情は変わってきます。高校卒業して社会人として働いている人もいる年齢。皆が横一線ではなくばらばらになっていくのが加速するのがこれくらいの年齢。
大学生だから…働いてないから…割り勘でも大丈夫という価値観は高校生までのように多くの人に受け入れられるものでありません。
しっかりと、女性のニュアンスを日頃の付き合いの中で感じ取っておくことが大事ですね。
私の誕生日のデートなのに割り勘されました。こんなのあり得なくないですか?
貴女が腹を立てているのはすごく理解できます。普通は、普段割り勘の男性でも誕生日くらいは出してくれるよね…って思いますよね。
でも、気が付かない、わからない、空気が読めない男性というのはとことんわからないもの。
もし、そのこと以外に不満はなく、総合的には彼のことが好きなのだとしたら、そういう人だからと許してあげるのも一つの手ではあります。
どうしても許せないというならば、はっきりと彼に問い詰めるのも一つの手。貴女自身、無茶苦茶な要求をしているわけではなく、極々一般的なことをいうわけですから、ためらう必要はありません。
ただし、彼の機嫌を損なうことの無いように、ただ奢って欲しい(ガメツイ女)のだと思われないように。
「誕生日を大好きなアナタか祝福されてると感じたかったの。」という風に伝えると可愛げも演出出来て無難なように思います。
デートでの交通費は割り勘が当たり前なのでしょうか?今の彼氏とデートに行くと、ガソリン代をいつも割り勘にされます。
個人的には、ガソリン代を割り勘要求してくるのは、中々のおケチさんですね(笑)と言った印象を持ってしまいます…。
ただし、再三、本項で書いてきてますように、悪気なく、空気が読めない人もいるので、その事実だけでその人を判断するのは控えた方が良いでしょう。
2人でしっかりと計画をした上での小旅行のような場合であれば、ガソリン代もそれなりに高くつきますから、計画を立てている段階で事前にガソリン代も算出して割り勘するということもおかしくはないですが、近距離でのドライブデートでイチイチガソリン代を割り勘にしてくるのはかなりの少数派と言えるでしょうね。
車以外…例えば電車などの場合、流れで、奢れないというシチュエーションも多々ありますので、男性側が奢りたくても奢れなかったという場合もあります。
交通費から少し話が逸れますが、彼氏と国内旅行、海外旅行なんていうケースもありますよね…。
男性側は金銭的な苦しさを声に出さない場合もあります。もし、貴女がそれなりに働いているのであれば、大きなお金がかかってしまうケースでは、自ら割り勘の提案をするなどの優しさを見せるのもアリなのかなと思います。
男女のお付き合い全般に言えることですが、お互いが、お互いを誤解せず、理解し、思いやりをもって、どちらかが過剰に苦しいことのない塩梅で物事を進めていくようにするのが、大好きな彼との関係を保つ秘訣だと思います。
奢るのが当たり前、感謝すらされない間柄だと、男性は疲れちゃいますし、仮にお金持ちで疲れることがない男性であっても、可愛げがない女性だと思われてしまえば、関係を長続きさせるのは難しくなってしまいます。
コメント