彼氏がもしやマザコンでは？と気になっていたり辛い思いをしている人のためのコンテンツです。
マザコンとは何か？その特徴と彼女である貴女の対処方法や身の振り方について解説しています。
そもそもマザコン（マザーコンプレックス）とは？その意味について。
マザーコンプレックスとは母親に対して子供が強い愛着・執着を持つ状態を指す。なお、これは正確な心理学用語ではなく和製英語の俗語である。俗にマザコンとも略され、この場合、母親に強い愛着・執着を持つ子のことも指すことがある。
マザーコンプレックス
基本的にはこのように定義されています。
幼少期の子供が母親に強い執着・愛着を持つのは至極当然ですが、大人になってからもその執着・愛着の強さが収まることがなく、また、それが他（恋人など）を寄せ付けないレベルを維持し続けているのだとしたら、それは周囲に迷惑をかけるに十分なマザコンと見てよいでしょう。
彼氏がマザコンな原因は？
一般的によく言われるのは、幼い頃に十分な愛情を受けて育った人は、大人になると愛情を与える側にスムーズに移行できるということ。
母と子の関係性は、子が大人になるにつれ、環境が変わるに応じて、変化するのが通常の流れ。
それが、十分な愛情を受けて育ってこなかったり、あるいは、歪んだ愛情の注がれ方をして育ってしまうと、愛情を他に与える側の大人になり切れない場合があります。
例えば、母親の教育が厳しすぎて、それが子にとってトラウマになってしまうことで、大人になってからも母親が怒るか喜ぶかどうかが全ての判断基準のままそこから脱却できないケースも。
この状態は、他者（彼女など）から見れば、マザコンという風に判別されることになります。
彼はマザコン？マザコンの特徴とチェックポイント、マザコンレベル
母親と比較してくるか？
一番わかりやすいのが料理。昔からおふくろの味といいます。誰だって、昔懐かしい母親の料理を好きなものです。
しかし、その母親の料理を彼女の料理と同じ土俵で比較して文句を言ってくるような男性は、彼女の側からすればうざいマザコン彼氏ということになりますよね。
このことだけで救いようのないマザコン彼氏だと決めつけて見捨てるのは得策とは言えません。
彼氏は、悪気なく、また、マザコンではないのに何気なく言っている可能性もあります。
対処方法としては、下からを意識して、「お母さんと比べられると辛い」と涙ながらに訴えること。
この時、マザコンという言葉を出すことはNG。人によっては逆上して建設的な話し合いが出来なくなる場合があります。
うまく彼の情に訴えかけることが出来れば彼の貴女への愛を深めつつ、今までの過ちに気付いてもらうことができます。
また、彼がガチのマザコンでない場合、母親より料理上手になれば、普通に「母親より料理上手だね。」と言ってもらえるようになります。
そもそも母親自体プロの料理人であることはないでしょう…。昨今はレシピサイトなども充実しています。
ちょっと工夫・努力すれば、母親よりも料理が上手と思ってもらうことは難しくありません。
ただし、覚えておきたいのは、”昔懐かしいおふくろの味”というのは、勝負する対象にすらならないということ。美味しいとはまた別の存在なのです。
女性である貴女も昔懐かしい家庭料理の思い出を思い出せばその特別さに納得できるのではないでしょうか？
母親の呼び方は？
大人になってからも母親のことを「ママ」と呼ぶ男性は、マザコンの代表格のように扱われますが、実際はどうなのか？
大人になってからママと呼ぶことがマザコンであると思われることを多くの大人男性は認識しています。
ですから、マザコンであろうがなかろうが母親を恥ずかしげもなく「ママ」と呼ぶ人は極めて稀であると言わざるを得ません。
逆に、自分がマザコンではないいう自信があるから、「ママ」と言い続けているケースもあり得ます。とはいえ、漫画に出てくるような明らかなマザコンさんのケースもあり得ます。
たまにあるのが、幼少期の「ママ」という呼び方を変えるタイミングを逃して不本意ながらいまだに「ママ」と言い続けてしまっているというケース。
この場合は、「ママ」と呼ぶことに恥じらいがあるので使用する際は小声になりますし、母親がいないシチュエーションで母親について言及する際は「ママ」とは言いません。
恥ずかしげもなくママと呼んでしまっていて、精神的にも依存が見られる場合は、救いようがない真正マザコンの恐れがあります。
しかし、ママと呼んでいる人全てがそうとは限りませんので自分の彼氏はどうなのか見極める必要があります。
母親と貴女…どちらの肩を持つか？
母親と貴女が何等かにおいて意見が食い違ってしまった場合の彼氏の身の振り方は重要なチェックポイントと言えます。
- 明らかに母親に偏ったポジションを取る
- 客観的にまともと言えるポジションを取る
- 貴女に偏ったポジションを取る
- （マザコンを意識して）貴女に偏ったポジションを取る
1.の場合、救いようがないマザコン彼氏である可能性が高いです。仮に結婚したとしても結婚後も幾度となくそのマザコンさに苦労し続けることになるでしょう。
2.の場合、マザコン的要素はほぼないと判断する良き材料と言えます。
3.の場合、マザコン的要素はほぼなく貴女はその後、彼のマザコン具合に悩まされる可能性は低いといえます。
4.の場合、今だけ意識していい顔している場合と、これからもずっと意識して貴女を思いやってくれる場合とありますのでどちらなのか注意を払う必要があります。
どちらの肩を持つかは、直接貴女が苦労することになるマザコン要素ですから、危険度はマックスです。
母親の意向が彼の状況にどれくらい含まれているか？
仕事、普段の生活など彼の様々な状況に、母親の意向がどれくらい含まれているかも重要なチェックポイント。
- なぜその高校に、大学に入ったの？
- なぜ今の仕事に？
- 貴方のファッションは何に影響を受けたもの？
- 貴方の好きな音楽は誰の影響を受けたもの？
など、他にも様々あるかと思いますが、これら質問への答えの多くに、「母親…」というキーワードが頻繁に出てくるようだと注意が必要です。
特に、大学、仕事など、彼自身の人生を左右する決断に母親が過剰に入り込んできている場合はマザコン彼氏の危険度が高いです。
高校も同様ですが、大学・仕事と比べると年齢的に危険度は低いと考えることが出来ます。
母親への態度
母親への態度もマザコン彼氏のレベルを推し量る重要な要素です。母親に対して
- そっけない、反抗的
- やたら気を使う、優しい
大きくはこの2パターンに分ける事が出来ます。
推し測る重要な要素には違いありませんが、その精度はそれほど高いとは言えません。
なぜから、マザコンを隠すために逆の態度を表に出しているというケースがあるからです。
母親の息子への依存度
彼女の立場からすれば、彼氏がマザコンかどうかが重要なのは言うまでもありませんが、母親が息子への依存がいまだに衰えておらず、息子にマザコンを求めているケースにも注意を払う必要があります。
彼自身が、不本意ながらに母親に従っている場合であっても、貴女が苦痛なのであれば、それは結果としてマザコンであるというより他ない状況なのです。
マザコンのキーマンである母親がマザコンを肯定している場合、貴女は孤軍奮闘するより道はありません。
後は、彼がどれくらい貴女寄りにポジションを取ってくれるかが重要になってきます。
仮にマザコンではない彼だったとしても、彼の母親に苦しめられるシチュエーションは多々あることを覚悟する必要はあるでしょう。
マザコン彼氏への対処方法や身の振り方
マザコンを完全悪としてはいけない。
「彼はマザコン？マザコンの特徴とチェックポイント、マザコンレベル」を読み進めてくださった貴女なら薄々気が付いたかもしれませんが、マザコンというのは、0か100かというものではありません。
元々は誰しもが母親依存していたのです。それが今はどのように変わったか？に過ぎません。マザコンか否かという風に判別するのではなく、マザコンはレベルで見るのが正解です。
また、マザコンを一口に完全悪であるとすべきではありません。マザコンには、歪んだものがあるのは事実ですが、そこには人間的な情や愛があることを無視出来ません。
情や愛がない冷徹な人間ではなく、家族を重要視する情や愛にあふれた人間であることがマザコンさんからはみてとることができます。そういう面においてはある意味将来安心といえるかもしれません。
当時はイマイチ意味がわかりませんでしたが、今では言わんとしていたことが理解できます。
マザコン彼氏に悩んでいる貴女も、結婚して息子が生まれればマザコン彼氏の気持ちもその母親の気持ちも少しは理解することが出来るようになるでしょう。
今のマザコン彼氏の母親もかつてはマザコンに悩まされた一人であるということも…
環境の変化がマザコンレベルに変化を及ぼすこともある
彼氏彼女の関係では、マザコンレベルが高めだった彼氏が、
- 結婚することで夫として妻を守っていかねばという自覚が芽生え
- 子供が生まれることで父として家を守っていかねばという自覚が芽生え
結果、マザコンレベルが低くなるということは良くある話です。
ですから、一概に彼氏彼女の関係の段階で、今後の彼氏を推し量ることは難しいという側面もあります。
どう考えてもマザコンレベルマックスの救いようのない彼氏だと貴女が思う場合は…
別れることも視野に入れても良いでしょう。
マザコン、そしてマザコンがゆえに過酷となる嫁姑問題…。そういったことを考えると、後戻りできなくなる前に、別のそういった心配のない男性に切り替えるというのが賢明な判断の一つであることはまぎれもない事実です。
結婚と恋愛は別とは昔からよく言われます。マッチングアプリや結婚相談所などで、条件を絞り込んで結婚相手を探すことが容易な現在、そういった便利なツールを使うというのは、幸せな結婚生活を手に入れるための手段の一つと言えるでしょう。
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