シングルマザーの出会い・婚活・再婚について。「婚活方法・コツ」と「取り巻く婚活事情・環境」を解説。

シングルマザーが再婚したいと思う…だけど、出会いはあるのだろうか？婚活しても難しいのではないだろうか？などという不安を抱く方は多くいらっしゃいます。

本記事は再婚したいシングルマザーのための「出会い探し・婚活方法・コツ」、「取り巻く婚活事情・環境」に関する解説コンテンツです。

シングルマザーが婚活するうえで知っておくべきこと、心がけておくべきこと。

それなりに不利ではある。

シングルマザーが婚活するのって、そうじゃない人に比べたら不利なんじゃないか？

そんなことは全くありません！

という記事を期待されている方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながらそれなりに不利であるというのが現実です。

1.子どもは男性にとって荷が重い

結婚する前から（自分と血がつながっていない）子供がついてくるというのは多くの男性が重荷に感じること。

• その子となかよくやっていけるのか？
• その子を愛することが出来るのか？
• 金銭的・精神的な重荷が結婚直後から降りかかる。結婚前からその大変さが想像できてしまう。

2.相手の周囲の理解を得られない場合も。

特に相手が初婚の場合、親御さんは、無難な結婚を望んでいる場合がほとんど。

いきなりシングルマザーと結婚となると、本人同士が納得していても、周囲の祝福を得ることが出来ない可能性も高くなります。

3.シングルマザーNGな男性は一定数存在する。

1.2.などの理由からシングルマザーNGという男性は一定数存在します。

普通の結婚以外考えられないという確固たるこだわりを持っている男性も一定数存在します。

これはまぎれもない事実です。

ただ、考え方によってはそれほど重要ではないかもしれません。

男性には、太っている女性NG、一重瞼の女性NGといった風に、何かしらこだわり、NGポイントを持っているものですから…。

シングルマザーになったことは、スペック上のNGポイントが1つ増えただけ。

と考えればシングルマザーであることは婚活においてさほど重要なことではないと思えてきます。

4.相手の要望・考え・理想に合わせにくい

独身女性ならば、結婚したら…

• 会社を辞めて子供を産んで子育てして…
• 子どもは作らず優雅なライフスタイルの夫婦になって…

など、パートナーと理想的な結婚後のライフスタイルに夢を膨らませることが出来ます。

しかし、シングルマザーと結婚する場合、すでに当人以外の責任を抱えている状況ですから、理想のライフスタイルを実現するということは難しく選択肢の幅は狭くなります。

5.忙しい

シングルマザーは、子育てと仕事の両立でてんやわんや。その分、婚活に取り組むことが出来る時間が未婚の方に比べると少ないというマイナス要素があります。

純粋に時間だけではありません。相手との二人きりのデートなども人によってはできない場合もあります。

忙しいという状況だけに着目するなら、婚活アプリ・恋活アプリは忙しい人でもスマホさえあれば出来る婚活なので理にかなっているといえるでしょう。

 

 

シングルマザーはそんなに珍しくはない

ここまで不利な要素ばかりを挙げてきたので、どんよりと気持ちが沈んでしまった人もいるかもしれません。

最初に、自らが置かれた状況の不利な状況を把握する必要があったのです。

それらを把握した後は、工夫して弱点を補う、もしくはプラスに変える作業を行うだけです。

ここでまぎれもない事実を一つ。

シングルマザーはそれほど珍しくない

日本にシングル・マザーは106万人いる。
引用 シングル・マザーの最近の状況（2015 年）

ということ。シングルマザーは、どうしても婚活市場における多数派である未婚女性と自らを比較し、自信を無くしてしまうことが多いです。

しかし、これだけの数のシングルマザーがいるわけなので、貴女のようにシングルマザーで再婚したくて婚活して出会いを探している人は数多くいることは明らかです。

貴女は特別少数派でもないですし、珍しいケースでもありません。貴女のような方はたくさんいらっしゃいます。この事実は貴女の背中を押してくれるのではないでしょうか？

自分への自信を取り戻そう。

例外は存在するかもしれませんが、現在シングルマザーである貴女は、それなりにモテてていた方なのではないでしょうか？

そんなことないと否定されるかもしれませんが、少なくとも誰かを愛し、誰かと愛し合った経験があるのは事実。

• 婚活をしている人の中には、これまで一度も異性とお付き合いしたことがないという人もいらっしゃいます。
• 出会いがないというだけではなく、全くモテないからという理由で婚活をされている方もいらっしゃいます。

このような方は、独身バツなし女性で、条件はいいかもしれませんが、男性を魅了させる力が足りてないケースも…。

貴女は基本的にモテたことがある、愛されたことがある女性…、男性を魅了したことがある女性。十分戦えるという事実を理解し、自信を取り戻しましょう。

簡単に何回も結婚できる人がいる一方、私のようになかなか相手にされない人もいる。
かつてのバツなし婚活仲間も苦戦中。単純に考えてバツなしのほうが断然いいはずなのに。
そんなに差は無いように思うのに。本当に不思議です。
引用 発言小町 >恋愛・結婚・離婚

↑シングルマザーでもモテる人はモテるということをよく物語っているエピソードです。

自分の気持ちに正直に自分の人生を大事にしよう。

最近は目を覆いたくなるような自分勝手な親が起こす悲しい事件が多いですが統計的には極めて少数派の話。

多くの親は、子の未来を思い、子のために身を粉にして頑張っています。

そんなシングルマザーは、「自分を犠牲にしてでも子どもを優先させなきゃ！」

と思い込んで頑張っている場合も…。子どものことを大切にする気持ちは素晴らしいことですが、貴女自身の人生を犠牲にしてまでと考えるのはよくありません。

子どもはいつか大人になります。大人になったら子どもは貴女の元を離れます。そして、別の誰かに愛情を注ぐ立場の人間となります。

子どものために頑張ると言っても、子どもに依存してしまってはいけません。

自分の人生を犠牲にして子供のために頑張ってきた人ほど、子どもが自らの元を離れた時に、何かを失った強烈な喪失感を覚えます。

すでに独り立ちしてしまった自らの子供に無用な干渉を継続し、鬱陶しがられ、迷惑をかけては何のために今まで頑張ってきたのか…悲しい気持ちになることでしょう。

そういうことの無いように、今のうちから、「子どものために頑張る。だけど、自分の幸せも目指す。両立させる。」という姿勢を持っておくことが大切です。

子どもは大事なのですが、自分の人生を犠牲にしてはダメなのです。

シングルマザーならではの婚活をする上で気を付けること

相手のことを第一に見る。

シングルマザーだとどうしても、「お金、父親」をパートナーに求めてしまいます。

しかし、その気持ちを全面にだして婚活するのは、相手に失礼だと筆者は思います。

パートナーを探すことを目的とした婚活という碁盤に立つわけですから、相手のことを見ない、もしくは軽視し、外的要因ばかりに目をむけるべきではありません。

あくまで相手との未来を第一に考えるのが婚活。子供を含めたことを考えるのはその後とするのが良いです。

今受けている支援がどうなるかを把握しておく。

結婚すると今現在シングルマザーだからということで受けている行政の支援を受けることが出来なくなってしまいます。例えば、

• 通常より安い家賃で住んでいるアパートを出ていかなくなったり
• 保育料の免除・減額がされなくなったり
• 国民年金の免除がされなくなったり

など。足し算式に結婚して生活が楽になるとは限りません。

これら状況をキチンと把握した上で、結婚後の生活プランを練っておかないと生活に苦しむことになってしまいます。

シングルマザーをプラスに変換するコツ・ポイント

シングルマザーである貴女は婚活市場においてシングルマザーのデメリットばかりが気になっているかもしれません。

しかし、シングルマザーの特性は見方を変えれば、プラスのポイントになり得ます。

しっかりしている・地に足がついている・気疲れしない・包容力があると思われる

20代の未婚女性は、良くも悪くも人生経験がそれほどなく、価値観・興味関心がシングルマザーのそれとは異なります。

20代の未婚女性であれば、

• 自分が他人からどう思われているか？をシングルマザーの以上に気にする。
• 好きなアーティスト、趣味などに高い興味を示している。
• ルックス重視傾向が強め

などの傾向があります。男性はそういった女性を楽しますことに骨を折りますし、気を使います。

しかし、シングルマザーの場合は、そういった若者特有の傾向が著しく消失してしまっていますので、男性は変に相手を気遣うことなく、自然な会話が出来てしまいます。

それは、子どもを一人で育てていることで、働き続けお金を稼ぐ男性の価値を理解し、対応に礼儀と尊敬の念を含んでいるからともいえるでしょう。

20代の若い未婚女性には、見た目・年齢・若者の話についていけないというだけで男を見下す人が一定数いますが、シングルマザーは人生経験からそういう傾向が少ないです。

浮ついた色恋、浮気とかは卒業したアピールに説得力が出る

20代の未婚女性の場合、色恋の話が大好きで、そういったことが生活の中心という女性は少なくありません。

しかし、シングルマザーである貴女は、子育てに仕事と忙しいでしょうから、そのような色恋からは距離を置いている状況なのではないでしょうか？

そして、結婚（再婚）、パートナーのことを真剣に考えていることでしょう。

そういった姿勢が、男性からは、浮ついた色恋・浮気から卒業した信頼できる女性であると男性には映ります。

守りたい、助けてあげたいという気持ちをくすぐる

離婚し、子どもを抱え、それでも、一生懸命に、健気に頑張っている…貴女はそのように思われることを嫌がるかもしれませんが、男性はそのような気持ちになると、相手を守ってあげたい、助けてあげたいという感情を抱きます。

そして、その感情が、好きという感情と入り混じって、貴女へ対する感情は加速します。

この大技を繰り出すことが出来るのはシングルマザーだからこそです。

色々経験している分、男性に求めすぎないアピール

未婚女性は、結婚生活に幻想を抱きます。また、男性に求めることがシングルマザーに比べ多い傾向にあります。

シングルマザーは、実際にそのほとんどが結婚生活を経験しており、現実を知っています。

その分、色々と現実に折り合いをつける能力が未婚女性以上に備わっているといえます。

カッコつけたり背伸びして頑張る必要ないアピール

20代の未婚女性を相手にする場合、相手を楽しませることに男性は苦慮し、気疲れします。

仕事の話、お金の話が好きな男性にとっては、などどうでもいい話に頑張って合わせる事は苦痛でもあります。

シングルマザーの場合は、そういった必要がなく、気疲れせずに話ししやすいという風に男性が感じやすいことが多い傾向にあります。

こんな男性もいる

今まで家族を持つと言う思いがなく一人でいましたが最近、無性に家族が欲しいと強い思いになりました。そう思うのが遅すぎると思いますがいい出会いにめぐり合えたらと思っています。

子供が好きですが私の年齢で子供を作っても将来的に子供が自立する前に定年になってしまい収入に不安があります。

血はつながらなくても子供のいる人生て良いなと思っています。
引用元 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12154155242

少数派かもしれませんが、このように考える男性も存在しています。

シングルマザーの出会い・婚活方法どれがお勧め？

街コン・婚活パーティー

忙しいシングルマザーにとっては基本的に不向きな婚活方法と言えます。ただし100％無意味というわけではありません。

シングルマザーであることをカミングアウトしなければならない街コン・婚活パーティーは、厳しい戦いを強いられると考えて間違いないでしょう。

それはシングルマザーが良いという男性はなんだかんだいってやはり少数派だから。

規模にもよりますが、街コン・婚活パーティーという限定的な空間に果たして何人シングルマザーOkな男性が含まれているのか？という話です。

シングルマザーであることをカミングアウトせずに参加できる街コン・婚活パーティーならば、他の女性とは何か違うと貴女はパーティーでモテモテになる可能性もあります。

シングルマザーであることは、相手の様子をうかがいながら…間接的にそれとなく聞いてみて明らかにNGという以降ならば別の人へ行く。相手を見て、塩梅・頃合いを図りつつカミングアウト。場合によっては婚活パーティーの後、再び会う際にカミングアウトするのがベターな場合もあります。

コンパ・合コン

街コン・婚活パーティーと同様、忙しいシングルマザーにとっては基本的に不向きな婚活方法。ただし100％無意味というわけではありません。

合コンというのは、名前のイメージ的に、若い未婚男女がするものというイメージをお持ちではありませんか？

シングルマザーである貴女は、合コンに参加することに負い目を感じてしまい、その場を楽しめなかったりしませんか？

参加者全員が恋人を探す目的で参加しているとは限りませんし、時間が貴重な人間からすれば、子どもに寂しい思いをさせたり、周囲に迷惑をかけてまで合コンに参加するというのは気が引けますよね。

そういった合コンの特性を考えると、合コンはシングルマザーにとってはお勧めの婚活方法とはいえないということになるでしょう。

職場での出会い

職場での自然な出会いは、お互いの状況がお互いの頭に入っている分、行動しやすいですし、自然な流れで付き合うに至りやすいです。

シングルマザーなのは知っていたけど、職場で顔を合わせているうちにいつの間にか惹かれあっていたという流れがそこには入り込む余地があります。

出会いの段階でシングルマザーだから却下と思っている男性であっても、長く顔を合わせているうちに貴女に惹かれ、考えに変化が…という流れがあり得るのです。

ただし、生活することに重要な職場ですからガツガツ自ら婚活するのは得策ではありません。

知人・友達の紹介

実は、筆者の周りには、シングルマザー（ママ友）が数名いまして、その中の数名は、知人・友達の紹介きっかけで再婚した人がいます。

その彼女は、母一人子一人で、自分で生きていくと決めて、自らローンを組んで家まで建てたのにその後、友達の紹介で知り合った彼氏と再婚しました。

彼女は、シングルマザーでしたが、色々な面で凄く素敵な方でした。シングルマザーでも素敵な女性ならば、紹介される対象となり得るのだとということを彼女から学びました。

お見合い

もしお見合いが実現するのならば、貴女がシングルマザーであることは織り込み済みでの話ですから、非常に脈のある出会い方法だといえます。

しかし、お見合いの場合、紹介者の体裁なども重要になってきますので、未婚者を対象にするほどは、シングルマザーを対象にすることは気軽ではありません。

ですから、現実にお見合いの機会を得ること自体がハードルが高いといえます。

同窓会

同窓会がきっかけで新たな人生のパートナーを見つけ直して、人生をリスタートするという人は一定数いらっしゃいます。

大人になってから知り合って結婚した人とうまくいかず離婚。その後、同窓会で旧友に再会。

昔から知る人だから安心感があり、若い頃の甘酸っぱい青春時代も蘇る…。

その流れで、二人の距離が急接近というパターンですね。この流れに乗ることが出来れば、シングルマザーであることのハードルは非常に低くなります。

なぜなら、相手にとって青春時代を共にした恋愛対象者というのは非常に限られているから。それだけで貴女は特別な存在ということになるのです。

結婚式二次会

一般的に、無難な出会いの場として語られることが多い結婚式二次会。

ガチで婚活の場として活用するなら、街コン・婚活パーティーと同様に、自らがシングルマザーであることをカミングアウトするのは塩梅に応じて行うべき。

ただし、周囲の友人が空気を読まず、もしくは意図的にばらしてくる可能性があります。そういう面では、街コン・婚活パーティー以上要領よくに立ち回るのが難しい場と言えます。

結婚相談所

結婚相談所での婚活は、シングルマザーにとって最も無難な婚活方法の一つです。

キチンとコーディネーターがついて、貴女がシングルマザーであることを前提に、相手とマッチングしてくれますので。

ただし、シングルマザーであるがゆえに、マッチングしてもらえる男性の数が少なくなってしまうことは当然あります。

そうすると、出会いの数、機会自体がものすごく限定的なものになってしまいます。

また、中々結果が出ないのに、厳しめの費用だけがどんどん積み重なってしまうという事態に陥ることも…。

マッチングアプリ

婚活したいけど忙しいシングルマザーにとって嬉しいツールなのがマッチングアプリ（婚活・恋活アプリ)。

子どもの有無、結婚歴などは、未登録にしてはぐらかすこともできますが、一般的に子供がおらず、離婚歴なしのほうが有利とされていますので、そういう方がわざわざ未登録にするケースは少なく、利用者はそのように推測します。

また、マッチングアプリの魅力は、効率的に婚活出来るというところですので、シングルマザーであることを隠してリアルで顔を合わせ、カミングアウトして撃沈するのは、非効率で得策であるとは言えません。

（大手の）マッチングアプリの良さは、（小さな結婚相談所などと違い）登録者が非常に多いことにあります。シングルマザーでも良いという男性は多くいます。

また、マッチングアプリは写真（見た目）で勝負することが出来ます。見た目が魅了させてしまえばシングルマザーなど無関係にアプローチしてくる男性を一定数得ることが出来ます。

SNS

マッチングアプリは、全員が婚活している・出会いを求めている場ですが、ツイッター、ファイスブックなどSNSはそうではありません。

ですから、ガツガツ婚活を行うことはできませんし得策ではありません。

SNSを出会いの場として活用しようと考えるなら、

• ファイスブックなら、リアルでの知り合いを探して、SNSでの恋愛とは関係の無い交流を増やしていく。流れで人と会う機会を増やし、結果的に色恋になる可能性を高める。
• ツイッターなら、自らの興味関心（映画鑑賞アカウント、好きなアーティスト応援アカウント）でのアカウントで活動し、その延長線上でオフ会などの可能性を高めていく。

が一般的な王道的手法と言えます。

SNSは婚活に直線的に攻めるのではなく、人との交流機会を増やすところから攻めるのに使えるツールです。

習い事、スポーツクラブ、飲み屋

習い事、スポーツクラブ、飲み屋などは、未婚の方にとっては有益な出会いの場だとしても、子育てに仕事にと多忙な多くのシングルマザーにとっては、現実的ではない出会いの場と言えるでしょう。

ですから、こちらの出会いに関しては、言及いたしません。

シングルマザーの出会い・婚活・再婚についてまとめ

シングルマザーであるがゆえに、婚活市場で不利な面があるのは否定できませんが、それを逆手にとってメリットに出来る事柄は存在します。

時には、シングルマザーだからこその苦悩を味わい、傷つき、婚活なんてするんじゃなかったと思う事態に遭遇することがあるかもしれません。

しかし、それでも時は過ぎてきます。若さは永遠ではありません。

貴女が再婚したいと思うなら、常に前を向き、前向きに、再婚して幸せな家庭を築き直すという目標に向かい続けるべきです。

困難を伴いますが、年老いてから後悔するというのが最も最悪のケース。そうならないように最善を尽くしましょう。