一人旅で自分を見つめ直したい…。だけど、あわよくば、旅先での素敵な出会いもあったら嬉しい…。そんな風に考えている人は多くいらっしゃいます。
ツアー・シェア旅・気ままな一人旅…一人旅にはいつくつかの種類がありますが、その特徴を把握していなければ、ただの一人旅で終わってしまいます。
本記事では、アメリカへのツアー旅行で5組以上の女性グループに声をかけた経験のある管理人が一人旅で出会いを得るための知識・ポイントについて解説しています。
一人旅の種類・パターン
ツアー
出会いに向いているか?評価4
ツアーは、団体で行動する機会が多く、バスの中、ドライブイン等々旅先での様々なシチュエーションで話しかける機会があります。
また、同じ時間を過ごした仲間といった空気が生まれますので、時間経過と共に、ツアーのメンバーと会話することはそれほど特別なことではなくなってきます。
「ツアーという限定的な機会に巡り合えたのも何かのご縁…もしよろしければ、連絡取り合いましょう。」
といった流れでラインIDを交換するのは極めて自然でスマートな流れです。
ツアー選びが重要
興味深いツアーがあったので参加…あわよくば出会いも…と考えていたら、おじいちゃんおばあちゃんばかりのツアーだった…ということも。
それはそれで楽しい良い経験となるでしょうが、同年代との出会いを求めるならば、そのツアーの内容が、同年代向けかどうかをチェックしておくべき。判断がつかなければ、ツアー会社にどういった年齢層が参加するか直接問い合わせてみるのも良いです。
国内近場の日帰りツアーはどう?
近場の日帰りツアーで出会う人は、たいてい、住んでいるところが近いケースが多いです。
日帰りツアー自体、ニッチな近場の方に向けた企画。
極端な話をすれば、東京発で日光へ行く日帰りツアーがあったとすれば…そのツアーにわざわざ九州在住の方が申し込むことは考えにくいということ。
出会う人が近所に住んでいて、その後のやり取りに有利な出会いを出来る可能性が高いといえます。
海外への数週間のツアーはどう?
国内日帰りツアーに比べると、長い時間を共にする時間が長く、また、遠い異国の地で、同じ日本人同志・ツアーで一緒になったご縁という強い仲間意識も芽生えますので、話しかけやすいですし話しかけられやすいです。
しかし、住んでいる場所が近所である確率は国内日帰りツアーに比べると劇的に低く、いい雰囲気・脈ありな異性に出会えたとしても帰国後は遠距離となってしまう可能性が高いです。
国内で数泊のツアー
メリット・デメリットとも国内近場の日帰りツアーと海外ツアーの間くらいの存在と言えます。
シェア旅
出会いに向いているか?評価4.5
ここ数年、婚活に関するサービスが盛り上がりを見せていますが、その波は旅行業界にも影響を与えています。
その最たるものが”シェア旅”。
エコツアーデスクのひとり旅は、一名様でしか参加できませんが、いわゆる、『一人旅』ではありません。旅の感動を参加者のみんなでシェアする『シェア旅』です。
『誰かと旅行したいけど、友人・家族と予定が合わない…。』
『ツアーに参加したいが、他の参加者が団体さんだったら…。』
そして何よりも、『旅行先で普段は会うことのない人と交流がしたい!』
と考えている皆様はぜひご参加ください!旅の醍醐味、大自然の感動体験と、人との出会いが味わえる。それがエコツアーデスクの目指している【ひとり旅限定・シェア旅】です。
通常の旅は、旅ありきで出会いはその副産物にすぎませんが、シェア旅は旅と出会いを並列で扱っています。
ですから、他の旅のように
出会いの機会がなかった。
という結果にはまずなりませんし、出会いのおぜん立てがされているし、出会いを肯定的に捉えている人しか参加しませんので、今後につながる出会いを得ることが出来る可能性は他の旅に比べれば格段に高いです。
デメリットは、
- そのツアーに波長の合う人がいない
- 波長の合わないノリの人がリーダー格となり、ツアーを支配してしまう
などの場合に、辛い時間を過ごすことになるかもしれないという点。
通常の旅であれば、出会いは副産物ですから、メンバーがハズレなら割り切って旅を楽しめばいいという話になり、一人でスカしていても問題ありませんが、シェア旅の場合は、出会いを応援する企画が旅に満載ですのでそれが難しいです。
とはいえ、人と関わらないといけないからこその出会いというのもまた事実。
最初は辛かったけど、最終的には話せる人が出来、良い出会いを得られた…となったとすれば、それは、普通の旅ではなく、”シェア旅”だったからこそ得られた出会いということになります。
ちなみに…先述の引用させていただいたシェア旅のサイト(HISグループ)を見る限り、”婚活”という縛りは設けていないようです。
しかし、旅行業者ではなく、婚活業者が婚活ツアーを企画しているケースは多くみられます。「婚活 旅行」「婚活 ツアー」などで検索すると見つけることができます。
ふらっと気ままな一人旅
出会いに向いているか?評価2.5
ツアーやシェア旅のように、他者と共通項を見出しにくい分、出会いのことを考えると、ツアー・シェア旅よりも不利だといえます。
ただし気ままな一人旅であってもポイントを抑えて工夫すれば、出会いのチャンスを増やすことができます。
宿泊先選びが超重要
気ままな一人旅において、他者との濃いめの共通点を見いだせるのが宿泊先。
ゲストハウス、ドミトリー
ゲストハウス、ドミトリーを宿泊先にチョイスすれば、宿泊者と話ししやすい環境ですので、出会いの可能性は広がります。ただし、デメリットもあります。詳しくは以下記事にて詳しく書かせていただいておりますので参考にしてみてください。
ビジネスホテル
宿泊することだけっを目的に利用している人がほとんどですので、出会いの機会は非常に少ないです。
イベントに力を入れているホテル・旅館
ホテルでのひと時で差別化をしようと、ビンゴ大会・ホテル主催のミニアクティビティ(釣り大会・周辺散策など)に力を入れている宿泊施設だと、出会いの機会は多いといえます。
観光スポットでの出会い
旅先で、バナナボート体験、いちご狩り体験など何等かの観光客向けの”他者と交流をもちやすい”イベントに参加すると出会いの機会を増やすことになります。
一般的な観光スポットでもなくはないですが、他者と接する機会を考えると、その可能性は低いです。
旅先の居酒屋での出会い
旅先の居酒屋などでも出会いの可能性はあります。
ただし、その居酒屋に貴女が求めているような属性の人がいる確率は高くはないでしょう。
また、接する機会・時間が極めて限定的で、その機会だけで、今後につながる出会いにすることも難しいです。
出会いを優先させた旅をと考えるなら、予め自らが望む属性の人が集まるツアーに参加して、長い時間多くの対象者と一緒に過ごす方が、今後につながる出会いを得る確率は高いとなります。
ただし、居酒屋でも、観光客がわざわざ行くほどの有名店なら同じような境遇(旅行者)ということで一気に打ち解ける出会いに至る…という可能性はそこそこ高めです。
気ままな一人旅の場合、行き帰り…移動の際の出会いの可能性がツアーなどと比較すると極めて低いです。
ツアーであれば、同じバスに乗り、同じドライブインを利用し…といったことになり、その時間は出会いの機会・可能性を含んでいます。
気ままな一人旅でも可能性はゼロではないですが、移動中他者と共通項を見出すのはツアーなどに比べると困難です。
この点は、気ままな一人旅が出会いに不向きである大きなポイント。把握しておかなければならない点です。
一人旅で良き出会いを得るためのポイント・心得
どんどん話かけよう
自分から積極的に話しかけることが苦手という人は多いかもしれません。
しかし、旅の恥はかき捨て。どんどん話かけましょう。
話しかける人は普通に話しかけるものです。旅行中だけでもいつもと違う自分になったと思うのもありです。
旅で話しかけるのはナンパではなく、同じ状況にあるもの同士が行う意思疎通です。気軽に。
どこに住んでいるかは出会ってから序盤にチェック。
婚活パーティーなど一般的な出会いだと、年収・仕事など貴女が最も重要視していることがあるかもしれません。
しかし、旅での出会いに関しては”どこに住んでいるか?”は確認しておくべき最重要事項。
イイナと思う人と仲良くなれたけど…最後の方に、遠距離だとわかった…となるとリカバリーが難しいです。
話しかけて会話が出来るようになったら、序盤に、住んでいる地域を聞いておくのがお勧め。
もしできるなら、その人がしている他者との会話から情報を入手するのがベスト。これができるなら、遠距離とわかった地点でアプローチ対象から外すことが出います。
遠距離だったとすれば…他の人にもフレンドリーに話しかけて、今後の出会いの可能性を広げていくといった施策に切り替えることが出来ます。
旅先によって出会える出会えないの確率・質が違ってくる。
国内のひなびた温泉街
家族連れの率が高い、宿泊客(対象者)が少ない可能性あり。一方で、奇跡的に対象となる人がいれば親密で落ち着いた出会いを演出することが出来ます。
ハワイ、グアム、バリなど
ザ・バカンスという観光地。カラッとした気候の影響もあり、開放的になる。外国なのに日本人にお馴染みの人気観光地ということで、見知らぬ日本人観客同士が仲良くなりやすい環境は整っている。
沖縄(石垣島など)
海外のようにパスポート等煩わしいことは不要ですし、外国語の心配も不要なので海外旅行に抵抗がある人にも良い。
それでいて、、ハワイ、グアム、バリに出会いの質・傾向が似ているという特徴を持っています。
その他海外
旅行地により違ってきますが、旅行者同士は”海外にいる日本人同士”という関係性だけで妙な親近感・連帯感を感じます。
ですので、同じ見知らぬ人であっても、(日本の街で)いきなり声を掛けられるのと物理的には大差はなくとも、話しかけに優しく応じてくれることが多いです。
旅行中だからリラックスしている、ストレスでイライラしてない、というのも話しかけに応じてもらいやすい要因の一つ。
また、観光地のことなど共通の話題があるので、会話を広げ盛り上げやすいですね。
旅先での出会いの特徴の他に、住んでいる地域がどうか?ということもハードルとして存在しますので、近場の国内ツアーの方が現実的な出会いの場として適している場合が多いです。
現地の人との出会い
旅先での出会いを語る上で現地の人との出会いを解説しないわけにはいきません。
アクティビティを教えてくれるインストラクターや、現地のレストランの店主など、観光客にとっては接する機会があり、出会いとなり得る人たちがいます。
その土地が好きで、移住も視野に入れている、移住していもいいというのであれば、現地で生活の基盤を築いている方とのお付き合いはアリと言えるのではないでしょうか?
移住へのハードルが低くなります。
逆にそのような気がない人は、不意に現地の方と燃えるような恋に落ちないように気を付ける必要があります。
また、観光地で観光客相手のビジネスに従事しているイケメンさんはモテて、観光客からのアプローチは貴女以外にも当然受けていると考えるのが自然です。中には、超絶な女泣かせ、遊び人も含まれている可能性が…気を付けましょう。
話しかける・コミニュケーションをとるきっかけ
写真撮影をお願いする。
写真を撮って欲しいとお願いしてみます。大抵の方が怪訝な顔をすることなく、快く応じてくれます。
旅に関して、困っていることを質問する。
アクティビティのこと、集合時間、観光地についてなど同じツアーに参加している者同士が普通にするであろう質問・会話をしてみましょう。これがきっかけとなり自然な会話へと発展させていくことが出来ます。
ご一緒してくれませんか?と聞く。
ランチ・夕食・テーマパークを回る時など一人より二人の方が自然な状況があります。
そういう状況で「ご一緒してくれませんか?」と話しかけることで、その後、その相手と一緒に旅を楽しむことが出来るようになります。
私の旅行は1人旅ではなく、男4人旅でしたが…私は、アメリカへのツアー旅行でこれを頻繁に使っていました。
- ラスベガスで自由行動…となった際に、近くにいた女性に声をかけ一緒に周りました。
- ディズニーランドで自由行動…となった際に、近くにいた女性に声をかけ一緒に周りました。
- ユニバーサルスタジオで自由行動…となった際に、近くにいた女性に声をかけ一緒に周りました。
- グランドキャニオン近くのレストランで食事…となった際に、近くにいた女性に声をかけ一緒に周りました。
他にもハワイで普通に2回ナンパしたなども数えれば5回以上女性に声を掛けました。
帰国してから、友人の1人は知り合った女性と付き合い出しました…。
私は、そういうことはありませんでしたが、付き合いそうになった方が1人…そしてその方とは別にしばらく手紙のやり取りをしていた人が1人いました。
当時は携帯が普及し始めたあたり…ラインがあれば、状況は変わっていたのかもしれません。
私が参加した海外のツアーの場合、様々なツアーが組み合わされて入り混じっているので、その時々で行動を共にするメンバーが変わりました。
だからこそこれだけ声をかけることが出来たわけですが…
手紙のやり取りをしていた方は、ハワイでナンパした方でした。遠距離だったのでその後会うことはありませんでした…。
ただ、ナンパだったのに、手紙のやり取りをするようになる…これは海外で出会ったからこその仲間意識がそうさせたのだと私は理解しています。
国内の近場の海で数えきれないほどナンパしましたが、手紙のやり取りに至った方はこの方の他にはいませんでした。
どんなきっかけでもいいので、まずは、初めての会話を成立させることを目指しましょう。
それが出来れば、もう知り合いになったようなもの…その後は、普通に友達のように接することが出来るようになります。
一人旅での出会い、旅先での出会いついてまとめ
同じ一人旅でも、
- 国内ツアーか
- 国内日帰りツアーか
- シェア旅か
- 海外ツアーか
によって、出会いの質・可能性は違ってきますし、旅先の特徴によっても出会いの質・可能性が違ってきます。
- 旅だからという特別な状況は、見知らぬ人からのアプローチを受け入れやすい状況である。
- 旅の時だけでもいいので気軽に話しかけられる自分になることができれば、今後につながる出会いを手に出来る確率は飛躍的にあがる。
ということは全ての旅に共通して言えることです。
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