恋愛においては自分に自信を持てないのは致命的な弱点と言えます。本コンテンツでは、
- なぜ致命的な弱点なのか?
- 自分に自信がない原因
- 自分に自信を持つ方法
について解説しています。
なぜ恋愛において自分に自信を持てないのは致命的なのか?
相手を気遣うことが難しい
相手の様子を見て、相手が喜ぶことを察して、それを実行に移すことに、「自分に自信がないこと」は弊害となります。
自信がないから自分のことばかりが気になって
- 相手をしっかりと観察することができない・余裕がない。
- 良い反応ばかりを期待してしまうから相手の顔色を伺った上での行動しか出来ない。
など。
相手がどう思っているかばかりが気になる
自分に自信がないと、「相手を喜ばせてあげたい!」よりも「相手から良く思われるか?」を重要視してしまう傾向にあります。
- 自分を持ってない(だから尊敬できない)
- 何でもいうことを聞くから面白くない
と言った評価を得てしまう人は、この傾向が強いかもしれません。
このパターンの逆で代表的なのは、
●●ちゃんは、ダメなことはダメって僕を叱ってくれるから良いんだよね。
というパターン。ただ、毒舌が功を奏している幸運なケースもあるかもしれませんが、そうではなく、
言いたくないけど彼のために敢えて苦言を呈す。
これは自分に自信を持ててないと出来ない行為です。恋愛がうまくいくかどうかは相性もあるので難しいところですが、少なくとも、このようなことが出来る人が
- 自分を持ってない(だから尊敬できない)
- 何でもいうことを聞くから面白くない
と評されることがまずありません。
周囲の評価・評判ばかりが気になる
周囲の自分・そして相手への評価・評判ばかりが気になっていると、自分の行動が制限されてしまいます。
- 周囲の目が怖いからアタックするのを辞めておこう。
- 自分と彼は不釣り合いだと思われるから辞めておこう。
など。自分に自信があって、本気で好きな人がいるのだとしたら…「アタックする」以外の選択肢はあり得ません。
無意味に相手へ執着してしまう
自分に自信がないと、相手に執着してしまうことが多くあります。付き合っている人と別れ話になったとします。
- 自分に自信があるなら…別れは悲しいけど、お互い良い方向へ進んでいければいいね。と思うことが出来ます。男性は他にもたくさんいると思うことが出来ます。
- 自分に自信がないと…私にはアナタしかいないの!となってしまいます。
現実的・建設的な判断を冷静に出来ない
前述の別れ・失恋の時もこれに該当します。
自分に自信がある人の思考は現実的・建設的な判断が出来ます。
見た目からして違ってくる。
自分に自信があるかないかは、見た目にも少なからず影響を及ぼします。
- 表情(明るいか暗いか?)
- 全体から醸し出されるオーラ(ポジティブかネガティブか?)
ネガティブオーラを醸し出している人には近づきたくない、関わりたくないと思う人が大半なのは説明するまでもないでしょう。
自分に自信がないと、相手に向き合い、相手のことを思いやることが難しいです。
また、不都合なことが起きた際に、客観的に冷静な判断をすることが出来ず、失恋からの立ち直るのにも時間がかかるケースが多いです。
なぜ自分に自信を持てないのか?その原因と改善するコツ
容姿(顔・体型・スタイル)に自信がない
容姿(顔・体型・スタイル)に自信がないことが「自分への自信がない」最大の理由になっているパターン。
知っておくべきことは、
容姿には絶対的評価がないということ
アナタと会社で一番の美人さんを並べて、どちらが好みか?と1万人の男性にアンケートを取ったら…1万対ゼロということにはまずなりません。
私自身、一般的に超人気のスタイル抜群で美形の某女優さんよりも、某ぽっちゃりアナウンサーの方が断然好みだったりします。
アナタが最下位であることはまずないということ
アナタが容姿において最下位であることはまずありえません。自分より容姿が劣っていると思う同性を複数挙げることがきっとできることでしょう。それが出来たなら、それが証明となります。
容姿は身体的特徴・個性でしかないということ
ポイント2とは相容れない考え方かもしれませんが…。そもそも容姿は身体的特徴・個性でしかありません。
人に関する評価軸は他にもたくさん存在するのに、その1点にのみ着目して、自分の全てを否定的に捉えるのはおかしなことであると理解すべきです。
頭に自信がない
仕事などで上司・同僚・部下などからの評価が低いと、”自分の頭”について自信を無くし、それが、全ての自信の無さに繋がってしまうことも。
仕事と恋愛を含めたそれ以外は全く別・無関係であることを知る必要があります。
また、仕事には向き不向きがあります。年収等々も絡む話ですので、手放しで推奨するわけではないですが、アナタが活躍できる場所で思う存分に活躍することとが出来れば、”頭に自信がない”という状況に陥ることはまずないでしょう。
子どもの頃からの考え方
三つ子の魂百までと言いますが、子どもの頃の親の躾がアナタの自信の無さに大きな影響を与えている場合があります。
例えば、食べ物をこぼす・寝小便をするなどで頻繁に、強烈に怒られていた人の場合、大きくなってからも他者がどう思うかが自分自身の行動の主な評価軸となってしまうことがあります。
他者の評価は、自分でコントロールできるものではありませんし、自分を軸にして行動することが出来ていない状態なので、それを主な評価軸にしている人は自分に自信を持つことが出来ません。
考え方がマイナス採点(完璧主義)かどうか?
良くも悪くも完璧主義という言葉があります。
完璧主義は、自分に自信を持ちにくい特性と言えます。なぜなら、完璧というのは、難しく、それが実現できない度に、自分を責めてしまうからです。
例えばテストで、90点を取った時…
- 100点を取れなかった自分を責めるのか?
- 90点取れた自分を褒めるのか?
1.の人が完璧主義者なのは一目瞭然ですよね。どれだけ頑張ってもなかなか自分をほめてあげることが出来ない。
それゆえに、自分への自信を高めていくことが出来ない…それがいわゆる完璧主義者なのです。
自分を責める癖
何かがうまくいかなかった時、怒られた時など、無条件に自分を責める癖がある人は自分に自信を持ちにくいので注意が必要です。
他者からの評価だけで考えるなら、”素直に反省する好感度の高い人”ということになるかもしれませんが。
自分を責めるというのは、自分はダメだと自分で自分をマインドコントロールしているのと同じ、マイナスへの躾をしているのです。
自分を責めるのが絶対的にダメというわけではないですが、
- 自分を責めるのではなく、ミスに焦点を当ててミスを反省すること。
- 誰が悪いのか?何が悪いのか?を考える癖をつける。なんでもかんでも自分のせいにしない。
などを心がけるようにしましょう。他者への見た目を変えたくないというならば、女優にでもなった気持ちで、反省したふりをしながら心で舌を出す練習をしてみましょう。
他者と比較してしまう癖
他者と比較してしまう癖がある人も自分に自信を持ちにくいので注意が必要です。
比較しだせば、何かにおいて自分より優れている人はいくらでも思いつくことが出来ます。キリがありません。
他者と比較するのは、自分を傷つけ、自分を軽視する行為であることを知るべきです。
周りの評価の重要度が自分の中で高すぎる。
周りの評価の重要度が自分の中で高すぎるとそればかりが気になってしまい、自分を見失ってしまうということも…。そんな状態で自分に自信を持てるわけがありません。
評価している周囲の人間が自分に対して何か決定的な影響を及ぼすわけではない。
ことを理解し、周りの評価にそれほどの意味も価値もないことを知るべきです。
成功体験がない(少ない・覚えてない)
成功体験がないもしくは、少ない、覚えていない場合、自分に自信を持ちにくいです。
少ない、覚えていない…と書きましたが、成功体験は、誰かに自慢するほど立派なものである必要はありません。
「●●君は、サッカーを頑張って全国大会に行った経験があるから自信満々なんだよね…。私にはそんな特筆すべきことは全くないから…」
というアナタでも大丈夫。
- 電車で勇気を出して人に席を譲ることが出来た。
- 日課にしている朝起きてからのスクワットをさぼらずやった。
こんな日常の些細なことでも成功体験には違いありません。
「自分には成功体験がないから、自信がない。」ではなく、ならば、「(小さくてもいいから)成功体験をコツコツ作り、積み重ねて自信を持とう。」ということ。
そもそも前述のサッカーでも、
- 全国大会に行けた!完全燃焼した!
- 全国大会には行けたけど、優勝はできなかった…
どう思うかで成功体験にも挫折体験にもなります。
成功体験も自信も、挫折体験も、自分自身が作り出すもの、作り出せるものであることを忘れてはいけません。
自分に自信を持つ方法
これは凄いぞという何かを持つ。
これは凄いぞという何かを持つことは自分への自信へつながります。
わかりやすい形あるものとしては…資格。
- 資格を保有している特別感。
- 資格取得を達成することが出来たことで得られる自信。
両方得ることが出来ます。
何かコツコツ継続して頑張っているというものを持つ。
例えば、資格取得に向けて実際に動き出したとします。毎日1時間は必ず資格取得の勉強をしている…これを1か月続けることが出来たとします。
そうすると、そのこと自体に達成感を得ることが出来、資格取得する前段階でも自信を高めることが出来ているとなります。
これは、資格取得の勉強だけに当てはまることではありません。
- 毎日、朝、1時間ジョギングする習慣を続けている。
- 毎日、筋トレをこれだけは必ずするというものをキチンとこなし続けている。
- ダイエットすると決めてから、摂取カロリーを目標値以内に抑え続けることが出来ている。
- 毎日日記をすることだけは欠かしていない。
- 月●●冊本を読むという自分の中のルールを守り続けている。
などでも同様の効果を得ることが出来ます。
人は何かを続けることで、それを続けることが出来た自分を誇り、それを自信とする生き物です。
いくつもの道を用意しておく。
いざという時、自分には他にも選択肢・逃げ道があると思えることが自信につながります。
- 仕事であれば資格があるからクビになっても大丈夫と思える。
- 恋愛であれば他にも素敵な異性はいるのだからフラれても大丈夫と思える。
と言った具合。仕事・恋愛に限らず、様々なことに通じています。
カラダを整え、神経を整える。
自分に自信…というと、精神論に走ってしまいがち。
しかし、カラダが整っていないことが精神に悪い影響を与えていることも忘れてはいけません。
カラダの歪みを整え、自律神経の働きを正常にすることは、自分に自信を持つことの助けとなるでしょう。
人の役に立ち、自らの存在意義を認識。
誰かのの役に立ち、自らの存在意義を認識することで自分への自信を高めることが出来ます。
わかりやすい例を挙げるならば…ボランティア、募金、献血などですね。
仕事でも業種によってはそれを実感しやすい場合もありますね。日頃から自分が仕事を通して誰かの役に立てていることを実感するように意識すると、それは自信をつけることに繋がります。
褒められたことをキチンと脳に刻んでおく。忘れない。
褒められたことをキチンと脳に刻んでおく。忘れない。というのも有効な方法。
例えば、滅多に言われることがないのに誰かが
- かわいいと言ってくれた。
- モテそうと言っててくれた。
- オシャレと言ってくれた。
忘れることなく、脳に刻みこみ、自分への自信の材料としましょう。
誰にだって恋人はできるもの。
自分に自信がないから恋人が出来ないと考えている人は多くいますが、周囲を見渡せば、
なんであの人に恋人がいて私にはいないの?
という風に思わせてくれるカップルはたくさんいます。そういうカップルを実際に見ることで”私がダメだから恋人がいない”という思考回路を破り捨ててしまうようにしましょう。
実際、婚活・恋活を始めて、恋人募集中の異性を見れば一目瞭然。今現在、縁に恵まれていなくて恋人募集中な素敵な異性であふれかえっています。
仕方がない、仕方がなかったという考え方を取り入れよう。
何かに失敗した、何かがうまくいかなかった…そんな時、
あの時、私がこうしていれば…
と思ってしまうことがあるかもしれません。しかし、それは、自分を責めている状態。
どんな時でも、「仕方がない、仕方がなかった」という考え方を取り入れることで自分を責めることを回避することが出来ます。
自分は悪くない、周囲が悪いから仕方なかったんだ。
気が楽になります。ストイックに自分を追い込み過ぎて、自分への自信を低くしてしまっうている人は是非取り入れてみてください。
※ただし、多用しすぎたり、頼りすぎることは、堕落への道にもつながっていますので、注意が必要です。
自信を回復させるための積極的な気分転換
高いところにのぼってみる。
東京タワーなど高いところにのぼり、下を見下ろしてみると、人がちっぽけに思えます。
日頃悩んでいることなんて大したことないと思えれば、それは自分への自信を回復させることに繋がります。
旅行に行ってみる。
自分の身の回りのことに煮詰まってしまっていると、良い打開策が生まれないもの。
気分転換に旅行に行くことで、現状を高い位置から客観的に見ることが出来、新たな打開策が生まれることも。
積極的な気分転換、精神的リセットの手段を持っておくことは非常に大事です。
夢・目標を持つ
夢・目標を持つと些細なこと・周囲の評価等が気にならなくなる傾向にあります。
また、先述している資格取得のように、努力を継続することになりますから、それによる自信も芽生えます。
夢・目標があると、楽しいと思える時間が純粋に増えます。そうすると、外からのストレスへの耐力も向上し、精神をすり減らしにくくなります。このことも自分への自信を損ないにくい要因と言えます。
いつも笑顔を心がける
人は楽しいと笑顔になりますが、そうでない時でも笑顔を作ると、今は楽しいから笑顔なのだと脳が錯覚すると言われています。
どんな時でもいつも笑顔でいることは、精神的なスタミナを貯めることに繋がっているので、自分への自信を損ないにくい状態を維持することに貢献してくれます。
ポジティブな言葉を自分に投げかけて自分自身を良い方向へマインドコントロールする。
- 私は可愛い
- 私はイケてる
- 私は素敵
などの言葉を自分自身に投げかけ続けることで自分自身を良い方向へマインドコントロールするというのも一つの手。
- 朝晩歯を磨いた後に
- お風呂の中で
などいつもの生活習慣に組み込むと良いです。一人暮らしで周囲に聞かれる人がいないなら、声に出すとより効果的です。
また、オンタイムでも、
- 嫌なことが合った時
- 上司に怒られた時
など、自信を揺るがされそうな状況の時に、心の中で唱えるようにすることで、自分の揺らぎを抑えることが出来ます。
自分に自信がない原因と自分に自信を持つ方法。についてまとめ
自分に自信を持ちたいと思うなら、そのための方法・コツを実践すればそれなりに自らに自信を備えることが出来ます。
確かに幼少期の育児のされ方の影響・これまで培ってきてしまった考え方の悪い癖などは無視できない要素ではあります。
しかし、アナタの思い・取り組みにより自分に自信が持てる自分に変えることが出来るのもまた事実。
たった一度の人生。自信を持てた方が良いことがたくさん起きるならば、そんな自分にならなきゃ損。
方法・コツには、最初は精神的苦痛を伴うものもあります。しかし、取り組むだけの価値はあります。
是非、前向きに、「自分に自信が持てている自分」を作り、良い人生を送れるようにしましょう。
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