出会いがないから、新たな出会いを求めてゲストハウスを活用した一人旅を考えてる方は結構多くいます。
今回は、ゲストハウスでの出会いで恋人を作ることはできるのか?ゲストハウスでの出会いのメリットデメリットについて解説します。
なぜなら、同じような願望を持った異性と必ず出会えるわけではないから。
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ゲストハウスって何?ホテルと何が違うの?
日本の簡易宿所型ゲストハウス
共同場所で他の旅行者と積極的な交流が出来る事を運営者が明確に示している簡易宿の事をゲストハウスと称している。
出会い目的でゲストハウスを利用する人にとって、最も重要なゲストハウスの定義・解説は上述の引用文であろう。
ゲストハウスという言葉は広い意味で使われますので、一言でこういうものがゲストハウスであるとは言えないですが、ホテルと比較すると
- ホテルより安価な料金で利用できる場合が多い。
- トイレ・シャワーが共用の場合が多い。
- 基本の衛生レベルがホテルよりは低い傾向にある。
などであると大まかに理解しておくと良いでしょう。
また、ゲストハウスの中には、ドミトリー(相部屋)形式のところもあります。中には、男女で別れていないところもありますので、ゲストハウス初心者さんは必ずこの点を確認しておくべきです。
この写真はドミトリー(相部屋)の一例。
安いからというのを最大の理由にゲストハウスを利用している人は存在します。
しかし、ゲストハウスは、他者との交流という側面があることをほとんどの人が理解しています。
ホテルの場合は、他者と関わりたくない人もお客の中にはいますので、様々な人と交流するのは難しいですが、ゲストハウスはそうではありません。
ゲストハウスでは話しかけてもOK、話しかけれてもOKという空気が場を支配している場と言ってよいです。
ゆえに、ゲストハウスには出会いがあると言えるのです。
しかしながら、この出会いは、広い意味での出会いであって、恋愛に関わる出会いとは限りません。
次項以降では、ゲストハウスの出会いを恋愛という観点から見ていきます。
ゲストハウスで出会うことが出来る男性の傾向
甲斐性あり男性の可能性が低い傾向にある
ゲストハウスを活用していることが基本的な生活スタイルの人の場合、どこかに定住して、勤め人(会社員)をしている確率は低いです。
それが良いかどうかは別ですが…自分が嫌なことを我慢することなく、自分の欲望に正直に生きている男性に出会う確率は高いです。
変わった価値観の男性が多い傾向にある
近年、インターネットの普及により、少しづつ変わってきている兆しはありますが、日本人の大多数は、どこかの組織に属し、社会に貢献することを良し、それがスタンダードだとしてきました。
ゲストハウスを生活の基盤に組み込んでいる人で上述の大多数に属している人はいない、もしくはいるとしても極めて少数派であることは明らかです。
これまた良くも悪くもですが…ゲストハウスにはこれまでの一般的な常識・価値観の外にいる男性がいる傾向にあります。
バカと天才は紙一重(例えが悪くて申し訳ないです)とも言いますが、未来の大物が紛れ込んでいることもあり得ます。
※一般的な常識・価値観の中にいて、自らを立派だと自負している人はそうではない人をバカと定義づける傾向にあります。
これらはあくまで傾向であり、全員がそうであるとは限りません。
- お金持ちが新たな道楽の一つとしてゲストハウスを利用している。
- エリート会社員が長期休暇を取って、今までしたことがないことにチャレンジしている。
- 社長さんの趣味がゲストハウスを利用した一人旅である。
こういったケースもあり得ます。
ゲストハウス…ここが辛い(デメリット)
貴重品管理
日本であれば、ほとんどのゲストハウスにコインロッカーは置かれていますが、必ずそうであるというわけではありません。また、コインロッカーはイチイチお金がかかります。
- シャワーに行くときに、どれをコインロッカーに入れるべきか?どのタイミングでコインロッカーを使うか?
- コインロッカーに入れた〇〇をやっぱり出したい。その際に、お金がかかる。
など。
普通のホテルであれば、部屋に鍵がかかりますのでこのようなことを考える必要すらありません。貴重品管理にもお金がかかるものであるというのをコインロッカーは教えてくれているかのようです。
プライベートが…
ドミトリー(相部屋)の場合、プライベートは無いに等しいです。
ドミトリー(相部屋)でない場合でも、鍵がない仕切りの場合、ホテルでの宿泊に慣れている人だと、なんとなく落ち着かず、ゆっくり休めないと感じる人もいるでしょう。
設備が汚い、基本的なサービスが…など。ゲストハウスにより格差が大きい。
ホテルだと、ピンキリであるとはいえ、下のレベルはある程度線引きされています。
- ベッドのシーツは常に交換されている。
- 歯ブラシ・タオルなどは用意されている。
- マニュアルに則った清掃がされていて、一定レベルの清潔さがある。
など。
ゲストハウスにも驚くほどキレイなところはありますが、「ホテルとは違うのだから、ゲストハウスなのだから」と、開き直って快適さへの注力が不十分なところもあります。
逆にそれが良いなんていう利用者もいるので、細かなところが許せないゲストハウス初心者は自ら事前に確認しておく必要があります。
ネットの口コミを見たり、館内の写真を見るのも手ですし、直接、メールなり電話なりで上述の1.2.を問い合わせてみるのもお勧めです。
また、問い合わせる場合、自らの状況・特徴「ゲストハウス初心者・潔癖気味…など。」を伝え、それでも、大丈夫か?満足できるか?と聞いてみると良いでしょう。
トイレ・風呂・シャワー・洗面
ホテルに慣れた人が興味本位でゲストハウスを利用して、愕然とし、落胆することが多いのが、「トイレ・風呂・シャワー・洗面」。
お客専用のトイレ・風呂・シャワー・洗面が付いていないホテル・旅館も存在しますが、ゲストハウスはこれらは基本的に共用。
- お酒を飲んで夜頻繁にトイレに行きたいのに自分のペースでトイレができない。
- 洗面が混んでいて自分が使いたいタイミングで使えない。
などの不自由さを実感しなければならない場合も。
におい・音
ゲストハウスはホテルのように鍵のかかった完全な個室ではない場合が多く、それゆえのデメリットがあります。その代表的なものがにおい・音です。
におい
- ゲストハウスは洗面が共用であることから、朝、歯を磨く前の人が共用空間を往来します。朝起きたばかりの時、口の中には雑菌が繁殖していて、誰だって臭いと言われています。
- 人は寝ている間に汗(寝汗)をかきます。宿泊者は皆、寝汗で個々が特徴的な臭いを発してます。お口と同様に朝、その臭いを発した状態で共用空間を往来します。
それゆえ、朝、他人の寝起きの口のにおい、身体のにおいに見舞われることがあります。そのゲストハウスの個々の仕切りがカーテンのような簡易的なものであったり、あるいはドミトリー(相部屋)だったりすると、就寝中、ずっと、他者のにおいと共に過ごさなければならないということです。
音
個室がある場合でも、ゲストハウスのそれは簡易的である場合はほとんど。他人のいびきが聞こえてくるレベルの仕切りだったりしますので、うるさいと眠れないという人には辛い環境と言えます。
また、夜中に大声で電話したり、大声でっしゃべって盛り上がる人がいたりということもあります。ゲストハウスは、日本のゲストハウスであっても、外国人観光客が利用していることが多く、日本では当たり前のマナーを知らずに守ることが出来ていないということもあります。
長期滞在者の存在
ゲストハウスには、長期滞在者がいる場合があります。その長期滞在者さんが素敵な方なら良いのですが、
- 長期滞在者が複数いて、その人たちだけで盛り上がっていて中に入っていけない。
- 長期滞在者が仕切っていて居心地が悪い。
などの場合もあります。
ゲストハウスを利用して、同じようなゲストハウスビギナーばかりで、理想的な出会いが出来る…というケースばかりではないことは事前に理解しておいた方が良いでしょう。
注意すべきこと
年齢層
ゲストハウスは、一般的にお金はないけど夢と希望はあるという状態を自負している人が利用者に多い傾向にあります。
だからこそ、色々な人と話しがしたいという思考の人が多いとも言えます。こういった利用者の中には、
- 10年後には、自分は落ち着いて仕事をしていることだろう。
- 15年後には、自分は家庭を持っているだろう。
- 10年後には、自分はビッグになってお金持ちになっているだろう。
という風に今とは直結しない未来像を描いている人が一定数います。
仮に貴女が40歳だとして、ゲストハウス自体に興味があって行くのではあればいいですが、若者と同じように何も成し遂げていない状態で出会いを求めて行ったなら…
- いい歳して何してるのこの人?
- ああいう風にはなりたくないな…
という風に周りの若者から見られてしまう恐れがあります。
ゲストハウスは、年齢層若めで、若いからこそ様になるもの、カッコいいものなのだと理解しておく必要があります。
男女混合具合をチェック
特に女性は、身体の安全を考えておく必要があります。身体の安全というと仰々しいですが、要は寝る場所はどうか?ということです。
- 寝るスペースは男女別になっているか?混合か?
- (男女混合なら)個室に鍵はかけれるのか?
- ドミトリー(相部屋)じゃないかどうか?
など。就寝中、自らの傍らに男性が寄ってくることが出来る環境は、安全な環境とは言い難いです。
ゲストハウス…ここが良い(メリット)
安い
ホテルに比べると安く泊まれることがほとんど。これがホテルではなく、ゲストハウスをわざわざチョイスする最も多く、また表向きの理由です。
国際交流
外国を旅するのに、旅費節約のためにゲストハウスを利用し、結果的に、色々な”日本人でない旅人”と交流できるというのは当たり前の話ですが、日本にあるゲストハウスでも国際交流出来る可能性は高いです。
日本への外国人旅行者が旅費節約のためにゲストハウスを利用するケースが一定数あるからです。
特に京都のような古き良き日本文化を味わえる観光地では、外国人旅行者の利用率は高め。
逆に、沖縄(石垣島など)のような現実から離れて過ごせるイメージのある観光地は、”何かを変えたくて、何かを求めてここへ、そしてゲストハウスへ来ましたという日本人の若者”が多い傾向にあります。
記憶に残る思い出になる確率が高い
ホテルを利用する場合、どんなに行き届いたサービスも当たり前の範疇で済ましてしまいますし、突発的な何かが起こる可能性は基本的に低いです。
一方、ゲストハウスは、ホテルではありえない不便さ、不快さを味わうことがあります。
これまで、ホテルしか利用したことがなかった人にとっては強烈な体験として、記憶に残ります。
身体が思うように動かないほど年老いてからゲストハウスに行くのは無理があります。
若き頃の強烈な体験が、後々、人生を彩るいい思い出としてなることでしょう。
見知らぬ人と話しをすることになる確率が高い
出会い(見知らぬ人と話しをする)を求めている人が旅行をするのに、
ホテルか?ゲストハウスか?どっち?
となれば、この点に関してはゲストハウスの方がホテルより優れているということになります。
ゲストハウスは出会いにどうなの?まとめ
恋愛・結婚に直結する出会いを求めている場合、最もお勧めの方法とは言えません。
ゲストハウスでの出会いは、マッチングアプリのように、異性を年収や仕事や住んでいる地域や写真などで事前に絞り込むことはできませんし、また、全員が恋人募集中とも限りません。
ゲストハウスならではのデメリットを体験し、嫌な思いをする可能性もあります。
ただただ、恋愛・結婚に直結する出会いを求めているなら、婚活パーティーに行くとか、婚活・恋活アプリなどを利用するなど、婚活・恋活関連サービスを利用する方が効率は良いでしょう。
一方で、恋愛云々関係なしに、”出会いを得たい”、”様々な価値観に触れたい”、”経験したことのないことをしたい”という方にとっては、ゲストハウスは、それを実現してくれる素晴らしいツールと言えるでしょう。
ゲストハウスを経験することで、貴女が一皮むけ、より一層魅力的な女性となり、結果、日常生活に戻った後、今まで以上に男性からのアプローチが増えた…なんていうことも可能性としてはあります。
デメリット・リスクなどを除いて考えるなら、ゲストハウスは、良い人生経験・良い自分磨きとなることは間違いないでしょう。
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