男女の出会いの場の一つとして近年定着しつつある相席屋。相席屋にはその後につながる出会いがあるのか?
相席屋のリアルな評判・特徴を踏まえて解説します。
私が実際に相席居酒屋に潜入した際の体験談も掲載しています。
相席居酒屋での出会いってどうなの?リアルな評判
まずは、ツイッターで呟かれている生々しい声・評判からチェックしてみましょう。
女性:ただ飲みただ飯目的系
女2人で相席屋タダ飲み中
味しめた pic.twitter.com/vESLtVQmM8— 杏子 (@bemoriago) 2018年9月26日
人生初の相席屋でタダ飯なう笑笑 pic.twitter.com/dp4baM3QCq
— るな (@achiko0204) 2018年9月28日
最近ち仕事(寄稿記事)のためにちはっぴーと相席屋やらパブスタやら行ってきました。
すごいね、女性ほぼ無料なんだね…。
お金なくてお腹空いてたら相席屋行ってタダ飯食べられるって聞いたことあるけど本当だね。ちなみに土夜の恵比寿パブスタは乗車率120%の山手線バリに混んでました。 pic.twitter.com/suup0fFie2
— ZICCO@旅と語学のサロン (@ziccommune) 2018年9月27日
女性は、無料で飲み食いできるなんて羨ましいなと思いつつも、若い男性の生態を知るおじさんとしては、自分が女性だったら、相席居酒屋いは行かないようにも思うが…。
男性:様々な目的・結果
相席屋とキャバクラに共通あるある。
あとちょっとで落とせる!と思ってる時は大抵落とせない時#相席屋
— 相席屋同行します@男性 (@JX2zvv9yNQgxyK8) 2018年10月2日
暇だから、相席屋行って女に説教しようかな。
— 巨尻マニアック部長 (@dokata_shindoi) 2018年10月1日
注意しておきたい相席居酒屋に関する呟き
街コンも相席屋もマルチ多すぎる
— しょー (@kwsk094) 2018年10月4日
うん。一定数そういう目的の人が利用しているでしょうね…。私が女性で、マルチやってたら仕事と割り切ってかなり利用してる自信ある。
相席屋行ってきた
後日男性3人から
『とても話しやすかったです!』
『一番盛り上がりました』
『一番話しやすかったです!』
ってLINEが来たんだけど当たり前だろ😇🖕
こっちプロだぞww
ブスだがその辺の人間より話うまいわ
ってかもう少し頑張れよ、世間の男達…
気も金も使え頑張れ日本🇯🇵
— やさぐれキャバ嬢 (@yasagurekyabajo) 2018年9月26日
キャバ嬢さんが出会いを求めて婚活しているというケースは基本レアなのではないでしょうか?ですから、街コン・婚活パーティーではまず出会わない職業の人と言えるでしょう。
ただ飯、営業活動の一環などに相席居酒屋を利用してるというキャバ嬢さんは一定数いそうですね。
本日も赤坂、銀座にある高級相席屋のサクラを募集しています!美味しい料理を食べて飲むたけで謝礼はなんと1万円超え!!時給換算3300円!
会員登録のみで面倒な業務契約もノルマも一切ありません!年中好きな時にだけ来ればOK!
興味ある20歳以上の女性のみDMかリプをください!
#相席屋 #拡散希望— 学生スカウトのかずなり (@EnP0fTuiFaHUtYQ) 2018年10月4日
うぉ。あるんですね。やはり…。怖いです。かなしいです。ごく一部の話であると信じたいところです…。
その場で終わらないケースもそれなりにある
相席屋行って37のおじさん?と27のイケメンと相席になってゆいぴーはボロめのホテルに行きワンナイトで私はなぜか2人で家に帰り何もなかったけどそっからずっとラインしてて多分それもすごくムカつかれてる気がするけどそれは不可抗力すぎる
— ぷぅ (@sumomo168) 2018年10月4日
相席屋で連絡先交換した相手から早速ラインきてワロタ
— 悦子 (@kwrxetk) 2018年9月28日
一昔前の、電話番号交換・メルアド交換に比べるとライン交換は、気軽にできますからね。
その後、やり取りが出来るかどうかは別としてライン交換はさほど難しくないのかもしれません。
男女別!相席屋を利用する主な理由
男性の場合
ナンパの代わり
筆者は、アラフォー男性ですが、私が、25歳くらいの頃には、相席屋はありませんでした。
ですから、恋人がおらず、男だけで街をふらふらしていた時など、「ナンパしたいね。」などと言いながらも勇気が出ずに、結局誰にも声をかけず、寂しくお開きということが頻繁にありました。
今ならば、相席屋があります。かつての我々みたいな若者たちが、こぞって相席屋に足を運んでいるのは簡単に想像できます。
酒に酔ってこのまま帰るのは勿体ない…
会社帰りにお酒を飲んで、気分が大きくなり、このまま帰るのはちょっと味気ない、勿体ない…何か程々にドキドキすることしたい…みたいな状況になった時に、相席居酒屋に流れていくというパターンがあります。
この場合、男性は、ガチで出会いを求めているわけではないですし、女性と楽しむことも大事だけど、それよりも一緒にいる仕事仲間の方が大事であると考えている場合も…。
風俗に行くのは怖さや罪悪感がある…だけど、このまま家には帰りたくない…こういった心に隙間のある男性・お酒で本心があらわになってしまった男性に相席屋はジャストフィットしていると言えます。
満たされない何かを満たしたい
独身で恋人がなく、日々会社と家の往復だけ…そんな毎日を送っていると、”何かをしたい”、”充実させたい”、”満たしたい”という気持ちが芽生えます。
その気持ちから、スポーツクラブに通いだしたり、習い事をはじめる人がいますが、中には、どうしていいかわからず「相席屋に通う」というチョイスをしている人も…。
男女関係なく、出会いさえあれば、今の自分の全てが好転すると考える人は多いです。
後述しますが、相席居酒屋にその出会いがある確率はどうなのかという問題が潜んでいるわけですが…。
ゆえに、悶々とした満たされない気持ちで、相席居酒屋に通い続けているという男性が一定数います。
一夜限りの関係狙い
先述の「満たされない何かを満たしたい」に近い心理状態と言えます。先述のケースは、「自分がどうすれば満たされるのかわからず悶々としている状態」ですが、「一夜限りの関係狙い」の場合は、
気持ちいいとわかっていることをしたいからそれを得るために相席居酒屋に着ている
という自覚があります。女性はこういった男性が相席居酒屋に一定数いることを自覚して注意する必要があります。
女性の場合
相席屋は、女性は、基本無料。このことが影響し、男性とは明らかに目的が異なる人が相席屋を利用しているケースが目立ちます。
飲み食い目的
純粋に飲み食い目的で相席屋に来ていて、男性と相席するなんてどうでもいい、眼中にない…というレベルの人も。
タダで女子会
男性さえ適当にあしらっておけば、無料でそこそこの料理とお酒を楽しめる…無料でそこそこのクオリティの女子会が出来ると考えているちゃっかり女性も…
暇だから(面白いこと探し)
なにせ、無料で飲み食いできるのですから…暇を持て余している女性がとりあえず行ってみるという選択肢にあっても不思議ではありません。
実際、私が相席屋を利用した際、暇だからなんとなく毎日来てるという女性二人組に遭遇したことがあります。
男女とも、純粋な出会いを求めてという人も存在していることを書かないわけにはいきません。少数派ではありますが…。
相席屋での出会いの特徴。街コン・婚活パーティー・マッチングアプリなどとの違いは?
ここからは、相席居酒屋での出会いの特徴を他の出会い方との比較を取り入れながら解説していきます。
女性が無料
マッチングアプリにもペアーズ、Omiaiなど、女性が無料でほぼ全ての機能を利用できるサービスはありますが、マッチングアプリは、ネット上での話。
相席屋は飲み物、食べ物など物理的なものがあるにも関わらず、女性が無料。
この特性のために、出会いに全く興味がない女性が一定数お店を利用している状況が形成されています。
街コン・婚活パーティーなどは、女性が安いというケースは多いですが、無料というケースは少ないです。そして、恋人募集中というのが基本ですので、相席屋よりも婚活対象者が多いです。
一人参加が困難(出来ない)
一人をOKにすると、軽い感じがなくなるからなのか…相席居酒屋では一人参加ができないお店がほとんどです。
相席居酒屋では、複数の男女がライトな雰囲気で楽しむ・盛り上がるというパターンが多く、お店としても、そのスタンスで楽しんでもらうのが都合がいいというのがあるのでしょう。その方が軽い気持ちでお店に足が向きますしね…。
現状、グループ利用が圧倒的に多い中、一人参加もOKにしてしまうと、相席を調整するのが難しくもなりますし、ガチガチ出会い目的で入れ込みすぎな男性が通い詰めて散々お金を使った挙句、恋人できね~ぞと文句言ってきても困ってしまいます。
また、回転率・儲けの面でも、マイナスに作用することが多いことも要因としてはあるでしょう。
相手を選びにくい、チェンジしにくい
基本、相席居酒屋という”てい”ですので、席替えしたり、別の異性グループのところに気軽にポジションチェンジしたりということが、街コン・婚活パーティーに比べるとしにくいです。
店員さんにそういったことをお願いすることが出来たとしても、お店の他のお客さんとの兼ね合いなどもあり、お願いの全てが聞き入れてもらえるわけではありません。
既婚者も行けてしまう
婚活パーティー・街コンもチェックが緩いところなら参加できちゃうところもあるでしょう。
しかし、ほとんどの既婚者は、良心の呵責から、キチンと参加禁止が明文化されているイベントには参加できない(参加を躊躇う)もの。
相席居酒屋は、文字通り相席するだけのお店で、婚活することが前提のお店ではありませんので、既婚者禁止というわけではありません。
ですから、その場だけ、既婚者であることを隠して楽しんでいるという人も。
基本的なチェック方法としては、左手の薬指の指輪の日焼け。普段指輪をはめていて、今だけ外しているという人は、日焼け後をうっすらと確認できる場合があります。
ただし、既婚者でも指輪をしていない人はいますので、このチェック方法が万能というわけではありません。
軽い気持ちで参加している人が多い
「男女別!相席屋を利用する主な理由」で先述しているように、相席居酒屋は、婚活パーティー・街コンのように、全員が恋人募集中というような基本的なものがありません。
本気の出会いを求めている人の率は婚活パーティー・街コンよりも明らかに低いことを事前に理解しておいた方が良いでしょう。
身元がわかりにくい
既婚者が独身だと嘘をついて参加できてしまうほどの緩さ。
それが良くもあり悪くもあるということ。
真剣に出会いを求めて利用しようとしている人にとっては、非効率な要素の一つですね。
既婚者が、ガチの浮気をするのは、良くありませんが、
- 配偶者以外の異性と久々に話をしてガス抜きをする
- 久々に甘酸っぱい気持ちを思い出せる
などで利用するのはアリなのではないかと筆者は自分勝手にも思うわけです。
ただし、男女とも一夜限りのシンデレラを楽しむには、既婚者であることを隠すのは最低限のマナーだと私は考えています。←これも都合のいい話で申し訳ないです。
私のリアルな相席居酒屋体験談x2回
2件目に移動。家まで送って行ったパターン。
仕事仲間(アラフォー既婚者)と2人でお酒を飲んだ後、飲み直しに、相席居酒屋に行ったことがないからと試しに初利用。
20分ほど待った後、2人組の女性との相席に…。
女性二人はアルバイト勤務、25歳くらい…相席居酒屋は毎日のように利用するとのこと…。
思いのほか話に華が咲き、4時間ほど、相席居酒屋で過ごし、その後、そこでも奢るからと伝え、別のバーに移動。そこでも4時間ほど過ごし、午前4時くらいにバーを後にし、近所に住んでいるというから彼女たちの家まで、みんなで歩いていくことに…。
凄く打ち解けていたので、頑張ればどうにかなったのかもしれないが、仕事仲間もいたし、自分自身既婚者でもあったので、連絡先を交換することはせずに、別れ。
一夜限りの”独身”を楽しめた夜でした。
今思えば、彼女たちも、我々が既婚者であることをわかっていたかもしれない…。そして彼女たちが未婚者である保証もない…。それでも、お互い爽やかに楽しめた。
私は婚活パーティーにも街コンにも参加できないのだ…。こんな私でも、独身時代を思い出し楽しむことが出来る…これぞ相席屋!と思えた。
相席屋の使い方が正しいのかどうかはここでは棚に上げておきます。
前回の経験に味をしめ、別のパートナーと再挑戦。見事に失敗。
前回の楽しかった経験に味をしめ、別の仕事仲間(アラフォー未婚者)と再挑戦。
すぐに席に案内され、しばらく男二人で楽しんでいたが…女性二人が相席に…。
若い女性二人だったが、お世辞にもキレイとは言えない二人…。ノリが良ければまだいいが、ノリも悪く…さらには、一人はなぜかお嬢キャラ。
お嬢なら相席居酒屋になぜ来てるんだよと心の中で突っ込みつつも…相席居酒屋に不慣れな我々は、チェンジを申し出ることもできず、彼女たちと延々と過ごし、楽しくない時間を過ごし、余計なお金を支払うこととなってしまいました。
パートナーは、私と同様につまらなかったようで…明らかに失敗でした。
経験はできたし、正直相席居酒屋はもういいかなぁ・・・と感じています。
実際に、相席居酒屋の特徴を今回洗い直してみて、より一層その気持ちは強まりましたね…。
それでも、しばらく経って、お酒を飲んで調子に乗っちゃえばまた行ってしまうこともあり得なくはないです…。
それが、男…男はバカな生き物ですね…。
相席居酒屋での出会いについてまとめ
相席居酒屋は、男女とも、街コン・婚活パーティーに比べると真剣に出会いを求めて来ている率が低い傾向にあります。
- 女性は、無料で飲み食いできるからというのが一番の理由で来ている人が一定数います。
- 男性は、ナンパの代わり・お酒が入って知らない女性と話したい、何かあったら嬉しいと思っている人。
男女に共通しているのが、その場・その日を楽しむことに焦点を当てているケースが多いということ。
相席屋が男女の出会いの場の一つであることはいうまでもないですが、利用する人の属性・状況・シチュエーションなどを踏まえて考えると、純粋な出会いの場としては、非効率的で使いにくいということが言えます。
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